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AT-PT707/1.8

AUDIO-TECHNICA
AT-PT707/1.8

\OPEN(予想実売価格21,000円前後)

発売:2004年7月1日
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3Pアウトレットを4口搭載

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

使いやすい6口と音質重視の4口が発売

ケーブルを一体構造としてコストダウンしたケーブルタップ。2種類の大きな違いは使用されているコンセントにあり、707では3Pアース付きの松下電工WN1512K、505はアースレスの2Pコンセントで6個口になっている。電源ケーブルは単売されているPC-1000を505に、上級の707では1000にアース線を追加、プラグにロジウムメッキした3Pバージョンが採用されている。OFC(4N無酸素銅)導体2.5スケアのケーブルや、内部配線に1.6φ単芯導体を使っているのは共通。剛性の高いアルミ押し出し材のボディケースが使われ、一列配置のスリムな構造は場所をとらず使いやすい。

一体型はケーブルを選ぶ自由度はないが、しっかり固定されている安心感や別に購入するわずらわしさがない。2機種の価格差は少ないが音質差が大きく、オーディオ用では上級のPT707が薦められる。

PT707は透明度が高く、締まりの効いた低音の厚いしっかりした力感があり、S/Nや低音の分解力のよさは、厚くクリアな音質で薦められる。音楽の骨組みが力強く、濁りの少ない音質だが、高域情報は多少限界もある。PT505は明るく開放的で中音の切れのよさを持つが、軽快で華やかさもプラスされる。

(text.福田雅光)