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VSX-D814-S

PIONEER
VSX-D814-S

¥56,000(税抜)

発売:2004年6月下旬
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普及価格帯ながら自動音場補正機能を搭載

【SPEC】
●実用最大出力:100W×6ch ●周波数特性:5Hz〜100KHz(+0/-3dB) ●全高調波歪率:0.09%(20Hz〜20KHz、80W、6Ω) ●ライン入力SN比:98dB(IHF-A) ●入力端子:デジタル×5(同軸2、光3)、AUDIO×3、VIDEO×4、Sビデオ×4、D4ビデオ×2 ●出力端子:プリアウト(フロントL,R、センター、サラウンドL,R、サラウンドバック、サブウーファー)、デジタル光×1、AUDIO×1、VIDEO×2、Sビデオ×2、D4ビデオ×1、スピーカー×2 ●消費電力:280W ●外形寸法:420W×158H×401Dmm ●質量:10.0kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

5万円台のAVアンプである。最も競争の激しい価格帯であり、それだけに高度なコストバリューを要求されることにもなるが、本機はその要求に見事に応えたハイC/P機である。

AVアンプではスピーカーの設定が欠かせないが、これを自動的に行うオートセッティング機能が各社で開発されている。パイオニアはその草分けだが、独自の自動音場補正システム「オートMCACC」が本機にも採用された。この価格帯ではおそらく初めてだろうが、これだけでも大きなフィーチャーとなる。専用マイクロフォンは付属。テストトーンでスピーカーの基本的設定と特性の補正が行われる。

DAコンバーターは全6chとも192kHz24ビット。パワーアンプ部は独自のハイブリッドパワーアンプモジュールPHAの採用で100W×6/6Ωを得ている。筐体は回路間の干渉抑止と信号経路の最短化で定評のあるダイレクトコンストラクションによる構成である。

ワイドレンジで伸びやかな音調だ。両エンドで若干薄くなる印象だが、凹凸がなく素直なレスポンスを得ている。

2chでは透明度の高いニュートラルな質感が再現される。ボーイソプラノのハーモニー、ジャズのウッドベースなど低域の把握もしっかりしてにじみがない。オーケストラは当たりの軽い出方だが、解像度が高く無理のない鳴り方を引き出している。

映画でも分解能の高さが生きて自然な音調を示す。空間の再現性が高く、前後左右で一体感のある音場が形成されている。街頭など屋外での描写が幅広く、効果音も一つ一つにピントが合ってフォーカスのいい描き方である。

オート・セッティングがついに普及価格帯まで降りてきたことに驚かざるを得ない。技術的な進歩の速さを物語る事実である。同時に音質的な面でも上級機の特質を確実に受け継いでいる。スピーカーに対する駆動力だけが、上級機との違いと言っていいかもしれない。性能・機能ともに普及クラスの次元を押し上げる製品と言える。

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