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DV-SL100

YAMAHA
DV-SL100

¥32,000(税抜)

発売:2004年1月中旬
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画質、音質に優れたスリムコンポーネント

【SPEC】●再生可能ディスク:DVDビデオ、DVD- R/RW、DVD+RW/+R、スーパービデオCD、ビデオCD、ピクチャーCD、音楽CD、CD-R/RW ●映像出力端子:コンポジット×1、Sビデオ×1、コンポーネント1、D2×1 ●音声出力端子:デジタル(光)×1、デジタル(同軸)×1、アナログ出力(LR)×1 ●外形寸法:435W×55H×308Dmm ●質量:2.8kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

デジタル接続による高品質な組み合わせ

ヤマハはデジタルアンプにも力を入れていて、SR用(コンサートの拡声用)や業務用、小型オーディオ用などに独自のICを武器として展開している。しかし、超薄型のレシーバーRX-SL100のデジタルアンプはICではなくディスクリート(個別部品)構成である。しかもサラウンドバックchを含む6chが綺麗に区画整理されていて、この方面の経験の深さを物語る。音声デコーダーは、おなじみのYSS938を使用。またユーザーインターフェースはYGV619。つまりDSP-Z9と同じだ。使い勝手も最先端なのである。

ペアとなるべきDV-SL100は、54MHz/12ビットのビデオDACを搭載。PAL映像はNTSCに変換して出力するようになっているのも特徴。厚さの55mmはRX-SL100とほぼ同じ。

以上の二者の組み合わせでは、まず映像のバランスのよさに感心した。解像感も細部のコントラストや色の正確さも一流なのである。リモコンは使いやすい。

デジタル接続の音はアンプの性格が支配的であり、これも全方位的にバランスのいい音だ。帯域は十分広いのだが、誇張感はなく繊細や情報をよく拾う。声の密度や実体感が良好。音場プログラムは「Sci-Fi」が楽しい。使い勝手もよく、画質、音質に優れたコンパクトな組み合わせとして推奨できる。

(text:吉田伊織)