製品情報

製品データベース

TOP > ホームシアターシステム > 完結型システム

LS-18

BOSE
LS-18

¥248,000(税抜)

発売:2003年6月10日
AMAZONで検索

自動音場補正機能「ADAPTiQ」搭載のDVDホームシアターシステム

<サテライトスピーカー>●ユニット:60mmドライバー×1 ●外形寸法:78W×78H×104Dmm ●質量:0.55kg <ベースモジュール>●定格出力:90W×1 ●ユニット:13cmドライバー×2 ●外形寸法:633W×410H×205Dmm ●質量:16.0kg <メディアセンター> ●音声入力:アナログ/デジタル(同軸/光)×4 ●音声出力:アナログ/デジタル(同軸/光)×1 ●映像入力:コンポジット×1、S×1 ●映像出力:コンポジット×1、S×1 ※切り替えによりコンポーネント出力に対応 ●外形寸法:400W×95H×290Dmm ●質量:3.7kg ●お問い合わせ:ボーズ(株) インフォメーションセンター TEL/03-5489-0955

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

オーディオファンも満足の自然な音場表現

これはLS-35の下位モデルだが、自動音場補整機能であるアダプトiQは同じものが搭載されているのでご安心を。内容はDVDプレーヤー、ラジオチューナー付きの「メディアセンター」と全チャンネルのパワーアンプを内蔵した「ベースモジュール」、そして5本のサテライトスピーカーという自己完結型音声システムだ。LS-35と一見して違うのは、サテライトスピーカーが2ユニットから1ユニットのみになっていることくらいだ。測定はヘッドホン状のマイクを頭に装着し、室内の5ポイントで行うのみ。

その威力は、繊細かつ量感豊かな響きとして直ちに実感できる。台詞の明瞭度と抑揚の正確さはもちろん、重低音がゆったりと膨らみ、しかし心地好く聞こえることなどLS-35と同様。実際にはダイナミックレンジが抑えられているのだが、スピーカー群の内側だけでなく外側にも均質な音場空間が感じられるのが素晴らしい。この自然な音場表現の凄さは、オーディオのベテランの方が感心するかもしれない。つまり、本物の品位を手軽に、というボーズ思想の到達点なのである。

(text:吉田伊織)