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EX-BR3

VICTOR
EX-BR3

¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)

発売:2010年2月上旬
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“ウッドコーンオーディオ”初のピアノブラックモデル

【SPEC】●実用最大出力:40W+40W ●音声入力:アナログ×2、光デジタル×1 ●音声出力:アナログ×2、光デジタル×1、ヘッドホン×1、サブウーファー×1 ●映像出力:D2×1、S×1、コンポジット×1 ●その他端子:USB×1、AVコンピュリンク×1 ●再生可能メディア:DVDオーディオ/DVDビデオ/DVD-R・RW/CDなど ●サウンド:K2テクノロジー、3Dフォニック、BASS/TREBLE音質調整

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

新たな高音質追求から辿り着いたウッドコーンオーディオのピアノブラックモデル

「ウッドコーンオーディオシステムにもスタイリッシュなブラックモデルが欲しい」という、多くのファンの期待に応えて、シリーズ初のピアノブラックバージョンが登場した。フルレンジスピーカーを組み合わせ、キャビネットの素材を無垢からMDFに変更。進化したDEUSアンプの搭載など、デザイン・音質面ともに斬新な魅力を備えている。

本機はスタンダードモデルの「EX-AR3」がベースとなっているが、見慣れたウッドのエンクロージャーがクールなイメージの黒塗装となった。DVD一体型のセンターユニットも、シルバーからブラックアルミ・フロント&トップパネルを採用した精悍なフォルムだ。モダンなリビングにマッチしそうな外観は、若い世代にも好印象を与えるはずだ。

主な仕様を見てみよう。ユニットは9センチのフルレンジ。アンプのパワーも40W+40Wと余裕がある。DEUSアンプは第3世代に進化したものだが、今回のウリはやはりピカピカに磨きあげたピアノブラック塗装&ハンドバフ研磨だろう。まさにビクターのお家芸とも呼べる、高級ピアノ仕上げの輝きである。敢えて無垢材からMDFに変更したが、そこはチェリー材の響き棒を追加配置するなど、上方向の音の広がり感に配慮しているのだという。

アンプ部では回路面に加えて、シャーシーアースを変更するなど、ボディのブラック化にあわせた音のチューニングまで行うという念の入れようだ。ハイブリッドの3点支持インシュレーターやアークベースなどはもちろん健在だ。

EX-AR3の鳴りのよさとウッドコーンらしい味わい感を残しつつ、ちょっと現代風というか、明るくクリアな輝き感がプラスされているような印象だ。それにしても9cmのフルレンジユニット1基とは信じられない豊かな低音域とスケール感だ。音場に高さと緻密さがあり、オーケストラはスコアが見通せるようなみずみずしい空間の印象が聴き所。木管は特によい。響きが静清で、ウッドコーンならではの音色に彩どられたふくよかな味わいだ。ピアノは弱音域まで音が汚れずフォルテの盛り上がりは迫力十分。ボーカルもヌケがよく、MISIAのクリスタルのようなハイトーンが気持ちよい。ウッドコーンオーディオに新しい魅力を加えた一台であり、USB経由で聴いたiPodも、K2の御利益でよりナチュラルにパリっとした音質で楽しめた。

(text:林正儀)