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BOSE
33W4
￥149,800(税抜)
発売：2002年12月1日
33WERとベースモジュールを組み合わせたHi-Fi用スピーカーシステム
【SPEC】
＜サテライト・スピーカー（防磁型）＞ ●方式：バスレフ ●構成：2ウェイ3スピーカー ●ユニット構成：5.7cmウーファー×2、5.7cmトゥイーター×1 ●再生周波数帯域：75Hz〜20kHz ●入力インピーダンス：6Ω ●許容入力：30W rms （IEC268-5） ●入力端子：スナップイン・ターミナル、デュアルバナナ対応バナナジャック ●外形寸法：85W×405H×100Dmm ●質量：2.6kg（１本）
＜ベースモジュール（防磁型）＞ ●ユニット構成：16cmドライバー ●外形寸法：370W×401H×399Dmm ●質量：27kg
＜アンプ部＞ ●実効出力：240W（4Ω 35Hz LPF150z） ●入力感度：（ラインレベル）（スピーカーレベル）230mV（35Hz） 3.2V（35Hz） ●入力感度：（ラインレベル）（スピーカーレベル） 12kΩ 4.7kΩ ●入力端子：（ラインレベル）（スピーカーレベル） RCA ピン2P（金メッキ） スナップイン・ターミナル 4P ●出力端子：（スピーカーレベル） スナップイン・ターミナル 4P （入力端子に並列） ●待機電力：0.3W ●消費電力：98W ●電源電圧：AC100V 50/60Hz
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
軽快さと輪郭の明るさを備えている
スリムなキャビネットと豊かな音調で話題を呼んだ55WERのジュニアモデル33WERにサブウーファーを組み合わせた、ちょっとぜいたくな3Dシステムである。
33WERは口径57mmのウーファー2本で同口径のトゥイーターを上下から挟み、その最適な配置によって均一なレスポンスを得るレゾナンスマトリクス構成。サブウーファーは16cmユニットを4個使用。ボーズの特許技術であるアコースティックウェーブガイドテクノロジーを採用し、2mに及ぶ共鳴管をコンパクトなキャビネットに収納し、管楽器と同じ共鳴原理によって重低音を再現する。
33WERの歯切れのよさと素直なレスポンスを生かしながら重心をずっしりと下げた再現性だ。ジャズで最も注目されるベースの質感は、骨太で力感が高い。33WER単体で聴くより量感に富んでいるのは当然だが、そのつながりに違和感を感じさせない。ピアノはからりとして明快な感触。軽快さと輪郭の明るさを備えている。
オーケストラは低音弦の明確なリズムに乗って鮮烈な響きが展開されている。比較的近くで聴く感触で、金管や打楽器の立ち上がりにも目の前で再現されているような印象がある。大音量でも濁りがなく、スケールの大きな表現になっている。ちょうど指揮台に立って聴く感じである。低音の威力もさすがに強烈だ。
（text:井上千岳）
- メーカーURL、製品情報ほか
- 取り扱い：ボーズ（株）
