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BOSE
AM-33
￥220,000(税抜)
発売：2002年11月1日
本格的ホームシアターの実現に最適な、新次元アクースティマス・システム
【SPEC】
＜サテライト・スピーカー×5＞ ●方式：バスレフ ●構成：2ウェイ3スピーカー（防磁型） ●ユニット構成：5.7cmウーファー×2、5.7cmツィーター×1 ●再生周波数帯域：75Hz〜20kHz ●入力インピーダンス：6Ω ●許容入力：30W rms （IEC268-5） ●入力端子：スナップイン・ターミナル、デュアルバナナ対応バナナジャック ●外形寸法：85W×405H×100Dmm 質量：2.6kg（１本）
＜ベースモジュール（防磁型）＞ ●ユニット構成 16cmドライバー ●方式：アコースティック・ウェーブガイド ●外形寸法：370W×401H×399Dmm ●質量：27kg
＜アンプ部＞ ●実効出力：240W（4Ω 35Hz LPF150z） ●入力感度：（ラインレベル）（スピーカーレベル）230mV（35Hz） 3.2V（35Hz） ●入力感度：（ラインレベル）（スピーカーレベル）12kΩ 4.7kΩ ●入力端子：（ラインレベル）（スピーカーレベル）RCA ピン2P（金メッキ） スナップイン・ターミナル 4P ●出力端子：（スピーカーレベル）スナップイン・ターミナル 4P （入力端子に並列） ●待機電力：0.3W ●消費電力：98W ●電源電圧：AC100V 50/60Hz
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
スペース性を高めつつ、高クオリティな再生音を実現
小型化を押し進めながらもワイドなfレンジを確保したシステムが33WERだ。アルミ押し出し材のスリムなエンクロージャー内に全長20cmのS字型ポートを設け、小口径ウーファーと小型エンクロージャーでありながらリアルな低音再生を実現している。ユニットは前作55WERと同じ57mm口径ドライバーを3本使用している。2本をウーファー、1本をトゥイーターとして使うことで高域特性も向上させているようだ。この33WER5本と、新設計のベースモジュールを組み合わせてシステム化したのが本システムだ。
まず2＋1システムから聴いたが、ボトムエンドまで伸びた充実感のある重低域とハイエンドまで無理なく伸びた中高域がスムーズにつながり、あたかもサテライトSPの33WERだけが鳴っているような自然なサウンドが得られる。次に、AM-33システムとして映像系ソフトを観たが、地響きのような重低音をいとも簡単に引き出す感があり、映像の緊迫感を高めてくれる。また57mmという小口径ドライバーと、超スリムなエンクロージャーによるものだろうか、とても指向性が良くて透明度の高い、広がりのある音場に細かな音がシャープに定位する。女性ヴォーカルも、爽やかさの中に潤いが感じられ、しっとりとした雰囲気を生み出してバックのオーケストラも自然に広がる。また反応も良く、『ラッシュアワー2』のスピード感のある格闘シーンがよりスリリングなものになったように思う。
（text:小林 貢）
- メーカーURL、製品情報ほか
- 取り扱い：ボーズ（株）
