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DVR-3000

PIONEER
DVR-3000

¥125,000(税抜)

発売:2002年6月
このモデルは生産を完了しています
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使いやすさの向上、高品質を追及した普及価格帯機

【SPEC】 ●録画モード:VRモード、ビデオモード ●再生可能メディア:DVDビデオ、DVD-R/RW、CD、ビデオCD、CD-R/RW ●受信チャンネル:VHF1-12、UHF13-62、CATV C13-C63 ●接続端子:<入力>ビデオ2、S映像2、SRコントロール端子1 <出力>ビデオ2、S映像2、RCA色差1、D2端子1、光デジタル1、同軸デジタル1 <その他>DV入出力端子 ●外形寸法:420W×82H×362Dmm ●質量:5.6kg ●消費電力:38W(待機電力0.5W)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

GUIや操作系を一新、ガンマ調整が加わる

わかりやすいGUIやリモコンを採用し、本体デザインもスリムに変身。画質を左右する心臓部は上位機から受け継ぎ、DV端子も積んでいる。

本体はもちろん、GUIとリモコンが一新されたため、全体から受ける印象はDVR-7000とかなり違う。操作系のレイアウトやGUIの階層構造がシンプルになって、わかりやすくなった。初めてDVDレコーダーを触るユーザーでも、迷うことなく操作できる、親しみやすさがある。

設計コンセプトの第一に低価格化と使い勝手の向上が上がっていたこともあって、アナログBSチューナー、転送レートの手動調整など、思い切った省略が行われた。一方、新たに搭載された機能もある。主に黒寄りの階調特性を補正するガンマ調整、バーチャルサラウンド、ズーム機能など。また、リモコンには小型の液晶パネルが付属し、Gコード予約の操作がやりやすくなった。ビデオモードの記録モードは、LPモードが追加され、4時間まで録画可能になった。量産試作機での印象は、特にFINEモードは良好なものだった。

S/Nと安定感が高く、エアチェック画像としては非常に透明感が高い。SPモードでは色の輪郭が若干甘くなる印象があるが、圧縮ノイズが目立ちにくく、ざわついた雰囲気になりにくい。音声は周波数バランスが素直で、特に台詞の帯域の忠実度が高く、完成度の高さをうかがわせた。

(text:山之内正)