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AVX-S80

YAMAHA
AVX-S80

¥47,000(税抜)

発売:2002年8月下旬
このモデルは生産を完了しています
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端正なデザインと使いやすさ
本格的な音質と機能を追及

【SPEC】
<アンプ部>
●入力端子:アナログ音声x4、デジタル音声x3、コンポジット映像x4 ●出力端子:アナログ音声x1、コンポジット映像x2、6chPREOUTアナログ音声x1 ●電源電圧:AC 100V 50/60Hz ●消費電力:18W ●外形寸法:435W×67H×265Dmm ●質量:4.0kg
<NX-SW80(スーパーウーファー)アンプ部>
●実用最大出力 (EIAJ) :FRONT L/R : 40W+40W(6、1kHz、10%THD)、SP OUT CENTER : 40W(6、1kHz、10%THD)、REAR L/R : 40W+40W(6、1kHz、10%THD)、SUB WOOFER : 50W(5、100Hz、10%THD)
<スピーカー部>
フロント/リアスピーカー
●形式:フルレンジ密閉防磁型 ●最大入力:100W ●インピーダンス:6Ω ●外形寸法:72W×164H×111Dmm ●質量:0.9kg
<センタースピーカー>
●形式:フルレンジ密閉防磁型 ●最大入力:100W ●インピーダンス:6Ω ●外形寸法:300W×72H×110Dmm ●質量:1.1kg
<スーパーウーファー>
●形式:アドバンスド・ヤマハ・アクティブ・サーボ・テクノロジー ●最大入力:100W ●インピーダンス:6Ω ●外形寸法:200W×395H×416Dmm ●質量:11.2kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

入門層にも最適な使いやすさを実現した

ホームシアターシステムとして高い支持を得ているヤマハの「シネマステーション」に新たなモデルが登場した。カラーはシリーズでおなじみのシルバーに統一されているが、AVコントロールセンター、DVDプレーヤー共に従来と全く異なったデザインコンセプトでまとめられ、流行のミラーに対抗するかのように、ややくすんだブルーグレーのアクリルがフロント部を覆い、上品でスタイリッシュな仕上がりを見せている。全てのスイッチが角型であるのも特徴。

薄さ67mmのセンター部にはBSデジタル放送対応のMPEG-2 AACから6.1chソフト対応のリアセンターマトリックスまで、最新のサラウンドデコーダーを内蔵し、23種類のサラウンドプログラムを選べる独自の「シネマDSP」も搭載している。また、FM/AMチューナー搭載が日常性を高め、フロント入力端子はカメラ接続に便利。

センターとシステムケーブル1本で接続されたサブウーファー部に6ch分のアンプを内蔵。サテライトスピーカーへの結線も容易だ。見かけ上はサテライトスピーカーが非力だが、新開発の5cmコーンユニット2本と強力マグネット、高剛性フレームなどによる効果は耳で確認。ありがちな中域の過剰張り出しはなく、レベル変化による崩れも少ないバランスの良いサウンドが得られ、音楽再生に不満はない。

AVX-S80とデザイン統一されたDVD-S80は、ロープライスながら高画質接続のコンポーネント出力端子の装備や192kHz/24bitオーディオDAC採用の高音質設計が施され、200倍速サーチも実用度が高い。ヤマハらしいスッキリした端正な映像が全体のフォルムにマッチしている。ただ2つのリモコンのデザインコンセプトが全く異なるというのは不思議。

(text:麻野勉)