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SA-7S1

MARANTZ
SA-7S1

¥700,000(税抜)

発売:2006年10月下旬
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SACDプレーヤーのフラグシップモデル

ビジュアルグランプリ2007 ≪SACDプレーヤー部門≫受賞モデル

オーディオ銘機賞2007 ≪銀賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2007 SUMMER ≪SACDプレーヤー部門≫受賞モデル

【SPEC】●チャンネル:2ch ●再生ディスク:SACD、CD ●再生周波数範囲:2Hz〜100kHz(SACD)、2Hz〜20kHz(CD) ●高調波歪率(1kHz):0.0009%(フィルター3)(SACD)、0.0020%(フィルター1)(CD) ●消費電力:26W ●外形寸法:459W×136H×425.5Dmm ●質量:22.3kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

栄光の7番を冠した、マランツのSACD/CDプレーヤーのフラグシップモデルだ。

幅45.9cm、質量22.3kg。風格ある筐体にはマランツオリジナルのACDM-1メカモジュールを搭載し、トレイにはアルミダイキャストを用いている。電源トランスは大容量のトロイダルだが、敢えて複数台に分けなかったのは、バラつきを避けるためだ。

刮目すべきは、CMOSによる高速デジタルアイソレーターの採用だろう。これまで多く用いられてきたフォトカプラーとは別次元のデジタル/アナログの分離能力を実現した。事実上アナログ回路は切り離され、限りなくピュアな伝送となるわけだ。

心臓部のDACはNPC社製の高性能チップを搭載。DSD、PCMの両方に24ビット精度の分解能を有している。外部クロック端子はマランツ初採用だが、これは究極のマニア向けだ。

まずCD、そしてSACDと聴き進めると、デジタルアイソレーターの威力を思い知る。息をのむS/Nの凄さ。ケタ違いと思えるノイズマージンは、通常のプレーヤーで味わうことは不可能だ。ローレベルでの抜群のキレ味と、研ぎ澄まれた解像力も比類がない。合唱曲は瑞々しい美しさとともにぐっと人数が増え、スコアまで透け出すよう。それに土台の安定度が半端じゃない。リジッドなメカブロックに支えられたサウンドは大地のように揺るがず、管弦楽は壮大なパースペクティブを描いていた。空間に情報が溢れかえり、どっと押し寄せてくる感じだ。一度聴くべきだろう。(林正儀)