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NS-C200

YAMAHA
NS-C200

¥20,000(税抜)

発売:2000年8月20日
このモデルは生産を完了しています
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本格派ホームシアター導入に向けて揃えたいシステム

価格は1本

【SPEC】●型式:2ウェイ・バスレフ防磁型 ●ユニット:13cmコーン型ウーファー×2.3cmシルクドーム型トゥイーター ●定格出力:100W ●最大入力:300W ●再生周波数変域:57Hz〜35kHz ●出力音圧レベル:96db/2.83V,1m ●インピーダンス:6Ω ●クロスオーバー周波数:3kHz ●外形寸法:500W×168H×201Dmm ●質量:7.0kg ●付属品:スピーカーコード(4m×1)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

殊に低域における、腰の座った量感と表現力が素晴らしい

「NS-150」、「NS-C120」を中心とした組み合わせよりもワンランク上ということになる。NS-200は16cmウーファーの2ウェイ、バスレフ型。トゥイーターは、やはり3cmシルクドーム型。これは「MC」シリーズの他のモデルに共通して使用されている。ウーファーの振動板素材についてもPMDコーンであり、NS-C150と比べて、ユニット構成や2ウェイという型式以外に目立って異なる点はない。

クロスオーバー周波数は、下位機NS-150が500Hz、2kHzだったのに対して、こちらは3kHzになっている。ウーファーはフルレンジに近い動作をすることになる。出力音圧レベルは90dB(2.83V/1m)。NS-C200は、13cmのダブルウーファーを搭載した2ウェイ、バスレフ方式。出力音圧レベルは90dB。ちなみに、今回紹介したNSシリーズのスピーカーシステムは、すべてスピーカー端子が金メッキ仕様になっている。
 
その音だが、やはりスケール感が下位機とは段違いだ。派手な効果音の大音圧にしても、身体を360度包囲するような迫力が得られる。特に低域の腰の座った量感と表現力は素晴らしい。鮮度も良好だし、フロントLRも2ウェイということで、ローレベルの表現が素直なのも好印象の要因だろう。同じアンプ、同じサブウーファーだが、より本格的なホームシアターを望む人ならば、この組み合わせを知っておくべきだ。

(text:吉田伊織)