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CDJ-800

PIONEER
CDJ-800

¥110,000(税抜)

発売:2002年11月上旬
このモデルは生産を完了しています
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アナログターンテーブルを上回る機能を搭載したDJ用CDプレーヤー

【SPEC】
●使用ディスク:標準CD、CD-R、CD-RW ●周波数特性:4Hz〜20kHz ●S/N比:115dB以上(JEITA) ●全高調波歪率:0.006%(JEITA) ●出力端子:AUDIO OUT(RCA)、DIGITAL OUT(RCA) ●その他の端子:CONTROL(φ3.5ミニプラグ) ●オーディオ出力電圧:2.0V ●使用電源:AC100V(50Hz/60Hz) ●消費電力:15W ●最大外形寸法:305W×108.5H×344.1Dmm ●本体質量:3.9kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

DJ向けのCDプレーヤーとして人気を博しているCDJ−1000の基本性能や操作性を踏襲しながら機能性を高め、価格を低減したモデルである。

中央に大きなジョグダイヤルを搭載。これがアナログ・レコードの代わりとなる。レコードと同等の操作性を実現するバイナルモードでは、スクラッチなどアナログでしかできなかった操作がCDでも可能になる。ジョグダイヤルの天面にシート状のスイッチが内蔵され、軽く押すと停止、離すと再生になる。また軽く押しながら前後に回すとスクラッチが可能。この操作感覚はアナログとそっくりだ。ダイヤルの側面を回すと曲の加速/減速が操作できる。デジタルならではの機能と言える。

CDは再生箇所が見えないが、本機でジョグダイヤル中央に円形のディスプレイを表示。レコードの盤面を見る感覚で再生位置の確認ができる。またジョグダイヤルの天面を押すだけでキューポイントに戻ることが可能。CD1枚につきキュー/ループの1ポイントを500枚分メモリーすることもできる。

テンポが異なる曲のミックスにはテンポコントロール機能が有効だ。可変範囲は±10%または±100%の2段階で行なうことができる。また音程を変えずにスピードだけをコントロールするマスターテンポもレコードではできない操作である。さらにボタンを押すだけでビート数を自動検出しループ再生を行なうオートビートループ機能も新たに搭載された。使えば使うほど面白さの湧いてくる製品だ。

(text:井上千岳)