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DV-450

PIONEER
DV-450

\OPEN(予想実売価格20,000円台前半)

発売:2002年9月下旬
このモデルは生産を完了しています
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CD-R/RWに記録したJPEG画像の再生が手軽に行える

高画質D1端子・コンポーネント端子搭載

【SPEC】 ●消費電力:12W(待機時0.25W) ●外形寸法:420W×55H×278Dmm ●質量:2.4kg ●出力端子:コンポーネント映像出力端子1系統、S1/S2映像出力端子1系統、映像出力端子1系統、D1端子1系統、音声出力端子(アナログ)1系統 ●デジタル出力端子:同軸出力端子1系統、光出力端子1系統 ●音声特性/オーディオS/N:118dB、ダイナミックレンジ:105dB、全高調波歪み率:0.0016%、周波数特性:4Hz〜44kHz(DVD、96kHz) ●映像特性(水平解像度DVD):500本以上

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

軽快だが両端のレンジとエネルギーが高い

本機は、DV−353などと同じくスリムなDVDプレーヤー。音声出力には光と同軸双方を装備している。またD1とコンポーネント出力も備える。

機能面ではデジタルカメラのJPEG静止画像を再生できるフォトビューワーの搭載が注目される。パソコンなどで記録したCD−R/RWを再生する機能である。

音声DACは192kHz24ビット、映像DACは10MHz27ビット。ズーム機能やバーチャルサラウンドも用意され、快適で簡単なAVライフを演出する。

輝度レンジに余裕があり、やや淡彩的で鮮やかな色彩を再現する。透明度が高くノイズも低く、ディテールを濁りなく描き出す。隅々まで色の行き渡った豊かな感触がある。映画も細部の表現がたっぷりしているが不自然な濃厚さはない。

2chは低域への配慮を見せた印象で、ベースの量感が出てくる。ピアノも骨太だ。濁りがなくクリアだが、それでいて痩せた感触がない。ボーイソプラノにも空間的な広さが出ている。ハーモニーは透き通っているが、声の質感はおとなしく控えめだ。豊かな余韻が印象的である。

映画もクリアな音調だが透明にはなりすぎず、セリフにも太さと肉質感がある。効果音も低音が利いている。衝撃音は重量感にも物足りなさがない。軽快だが両端のレンジとエネルギーが高く、室内音の反響にも厚みが出ている。

(text:井上千岳)