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YST-SW005

YAMAHA
YST-SW005

¥15,000(税抜)

発売:2002年2月25日
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A-YSTを搭載したお手頃価格のサブウーファー

価格は1本

【SPEC】●型式:アドバンスド・ヤマハ・アクティブ・サーボ・テクノロジー方式 ●ユニット:16cmコーン型(防磁) ●定格出力:55W(5Ω) ●再生周波数帯域:30Hz〜200Hz(-10dB) ●ハイカットフィルター:100Hz、200Hz切替式 ●消費電力:32W ●外形寸法:200W×365H×375Dmm ●質量:8.5kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

複数使用で効果を楽しみたい普及機

A-YST、つまりアドバンスト・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジーをを搭載した単売サブウーファーの最廉価モデルである。

A-YSTは、ポートの共振とそれを駆動するドライバーユニットの電流帰還を併用することで、「エア・ウーファー」を実現することを目指したもの。「A」は、電流帰還を最適化して実使用時のピークの伸びを改善したことを意味する。このYST-SW005は16cm径のユニット1本を使用。アンプの定格出力は55Wだが、30Hzからの重低音を十分な応答性で放射できるようになっている。

「新オートスタンバイ回路」は、AVアンプからの入力信号で自動的に電源が入る仕掛けだ。これは入/切できるようになっている。またハイカットフィルターは100Hz/200Hzの切り返し式。付属のピンケーブルは3mの長さがある。

このサイズからは意外な程の良質な重低音が得られる。大型システムだと音圧の限界を感じるのだが、中型システムならば質と量が見事に両立した世界が味わえるだろう。AVのみならず高級オーディオシステムにも使える実力機だ。手頃な価格なので、複数使用にて定在波対策とするのも面白い。

(text:吉田伊織)