製品情報
TOP > スピーカー・サブウーファー > サブウーファー
YAMAHA
YST-SW105
¥20,000(税抜)
発売:2003年5月25日
このモデルは生産を完了しています
ヤマハ独自の低音再生技術A-YSTを搭載
価格は1本
【SPEC】●型式:アドバンスド・ヤマハ・アクティブ・サーボ・テクノロジー方式 ●ユニット:20cmコーン型(防磁) ●定格出力:100W(5Ω) ●再生周波数帯域:30Hz〜200Hz(-10dB) ●ハイカットフィルター:50Hz〜150Hz連続可変 ●消費電力:60W ●外形寸法:235W×365H×312Dmm ●質量:9.5kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
ハイCPの「05シリーズ」入門機
A−YST方式は、ヤマハ独自のサーボアンプとバスレフ方式の駆動部を組み合わせたサブウーファーシステムだ。「サーボ」は目的に従わせて制御する技術のこと。ここでは、駆動ユニットのボイスコイル電流を検出して、バスレフポートを理想的に駆動するようにアンプの出力電流を制御する仕組みだ。
ここで「A」はアドバンスドの意味であり、当初のものよりピークの伸びが改善されたものを指す。このYST-SW105は「05シリーズ」のエントリーモデル。駆動ユニットは20cm径であり、内蔵アンプの出力は100W(5Ω)。キャビネットは丈夫な「三方留め」で作られていて、全体重量は9.5kgと結構重い。ハイカットフィルターは50Hz−150Hzの連続可変。再生帯域は30Hzから200Hz(−10dB)。
NS-150、NS-C120、NS-90(リア)との組み合わせで視聴。最大音圧がそれほどないので、広い部屋が飽和するほどの大音量では力不足となる。そこで、壁寄りやコーナー設置を検討し、床との高さを調整すると量感が得られるようになってきた。また小サイズなので、フロントスピーカー同士の間に適宜設置して主要チャンネルとのつながりを確保しやすいのは利点だ。通常のバスレフ型など、ポートの共振をそのまま利用したサブウーファーでは制動力が乏しいので、低音水膨れになりやすいのだが、本機は音程感がありブーミングしにくいのはさすがだ。
(text:吉田伊織)
- メーカーURL、製品情報ほか
- 取り扱い:ヤマハ(株)