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YAMAHA
YST-SW320
¥48,000(税抜)
発売:2001年12月10日
このモデルは生産を完了しています
全方向へ効率良く放射するQD-BASS技術搭載
価格は1本
ビジュアルグランプリ2002 ≪サブウーファー部門トップ賞≫受賞モデル
【SPEC】●スピーカーユニット:25cm(防磁) ●アンプ出力(100Hz、5、10%THD):250W ●入力感度:2.0V(スピーカー入力)、95mV(RCA入力) ●再生周波数帯域:20〜160Hz ●ハイカットフィルター周波数:40〜140Hz連続可変 ●消費電力:85W ●外形寸法:340W×432H×370Dmm ●質量:17.0kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
ジュニアモデルとは思えないクリアな重低音
ハイパワーと驚異的なコスト・パフォーマンスで人気をさらったYST−SW800のジュニアモデルである。構造はそっくりに継承しながらサイズを縮小。ユニットを下向きに取り付け、特殊形状の反射板で全方向へ効率よく放射する独自のQD−Bassテクノロジーを採用している。ユニットは25cm。ポート内の空気を一種の振動板として利用するA−YST方式の搭載はもちろんである。アンプは250W。強力な出力を受け止めるキャビネットは、厚手の板材を使用した高剛性なキュービック・タイプとなっている。
音量をそれほど上げなくてもクリアで曇りのない重低音が得られる。ベースのタッチやピアノの低音が明瞭だ。音に芯があり、くっきりした輪郭線を崩さない。もちろんパワーを上げればそれだけの力感が出てくる。
映画でもそれは変わらず、『グラディエーター』の戦場のシーンではスピード感と豊かな量感で轟音を十分に支えている。このシーンには火の燃える音がかなりの重低音で収録されているが、こうした音がぼやけずシャープに聴こえてくるところに本機の再現性の高さが見られるのである。コンパクトな外観は小スペースでの使用にもぴったり。ハイC/Pの手本のような製品である。
(text:井上千岳)
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- 取り扱い:ヤマハ(株)