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NS-C525

YAMAHA
NS-C525

¥28,000(税抜)

発売:2005年11月上旬
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価格は1本

【SPEC】●形式:2ウェイ バスレフ防磁型 ●再生周波数帯域:57Hz〜50kHz(-10dB)、57Hz〜100kHz(-30dB) ●インピーダンス:6Ω ●最大入力:200W ●出力音圧レベル:89dB/2.83V,1m ●クロスオーバー周波数:5kHz ●外形寸法:500W×170H×226.5Dmm(スタンド含む) ●質量:7.4kg ●仕上げ:リアルウッドウレタン仕上げ ●付属品:スピーカーケーブル(4m)×1

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

自然かつ透明感のあるサウンド。低音も迫力があり曖昧でない

NS-525Fは、166mm口径ウーファーと同一口径のミッドレンジユニットを備えた、本格的な3ウェイ構成のトールボーイ型。それだけに、中低域に密度感があり、両エンドもスムーズに伸び、高域には繊細さや艶やかさが感じられる。低音もよく伸びている。また内部定在波を減少させるエンクロージャー設計の効果なのだろうか、解像度の高さ、SN比の高さが感じられた。中音域に関しても強調感がなく明快で、鮮度の高さが感じられる。

NS-M525は小型2ウェイ機だけに低音域の伸びは控えめになるが、バランスの整ったヤマハらしいナチュラルかつクリアなサウンドを聴かせてくれる。

YST-SW515を加えて映像系ソフトを視聴すると、超低域までのレスポンスが感じられ、爆発音などでは風圧を感じるような低音が放出された。ダンピングを甘くしたり、BGMの低音楽器の輪郭を曖昧にしたりしないのも好ましい。セリフの質感もナチュラルで細部の表情や各俳優の個性を正確に鳴らし分けることができる様子も感じられた。

(text.小林貢)