製品情報

製品データベース

TOP > スピーカー・サブウーファー > スピーカーシステム

NS-525F

YAMAHA
NS-525F

¥60,000(税抜)

発売:2005年11月上旬
AMAZONで検索

価格は1本

オーディオ銘機賞2006 ≪スピーカーシステム・中、大型部門≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2006 ≪銅賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2006 ≪サウンド部門≫受賞モデル

【SPEC】
●形式:3ウェイ バスレフ防磁型 ●ユニット:16cmコーンウーファー、16cmコーンミッドレンジ、3cmドームトゥイーター ●再生周波数帯域:35Hz〜50kHz(-10dB)、35Hz〜100kHz(-30dB) ●インピーダンス:6Ω ●許容入力:45W ●最大入力:200W ●出力音圧レベル:89dB/2.83V、1m ●クロスオーバー周波数:500Hz/3.8kHz ●入力端子:バナナプラグ対応ネジ式 ●外形寸法:324W×1010H×380.1Dmm(スタンド含む) ●質量:23.0kg ●仕上げ:リアルウッドウレタン仕上げ ●付属品:スピーカーケーブル(4m)×1

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

NS-525シリーズは、同社オリジナルの高級スピーカー用振動板である「PMD(Polymer injected Mica Diaphragm)」を全面改良したアドバンスドPMD振動板と発泡EPDMサラウンドを採用。ユニット背面の開口率を大幅に高めた高精度アルミダイキャストフレームを用いたプレミアム仕様アドバンスドPMDユニットが全モデルのウーファーと、525Fのミッドレンジに搭載されている。ボイスコイルボビンに複合材を使うことによって、たわみ強度が増し、音の解像度を向上させたハイブリッドスパイラル構造ボビンや大型マグネットなどの採用と併せて、リアルでナチュラルな再生音を実現する。

フロアタイプの525Fは、0.35mm厚の軽量カーブドコーンと高感度ダンパーにより、色付けのない音色と俊敏なレスポンスを目指した16cmミッドレンジと、1.0mm厚の高剛性ストレートコーンとロングボイスコイルの強力な磁気回路が特長の16cmウーファーを1本ずつ搭載。DC-ダイヤフラムトゥイーターと組み合わせた3ウェイ構成としている。2本の16cmユニットを再生周波数帯域に合わせて専用設計することで、分解能に優れたハイスピードな中低域と、深々としたローエンドの伸びを両立させているという。

キャビネットには同社の高級木目ピアノと同じポリウレタン・セミオープンポア塗装を施したキャビネットを採用。オーディオ用に吟味されたMDF芯材をマホガニー・リアルウッド突板で仕上げ、ナチュラルな音質と上質なインテリアに合う高級感を演出する。一枚板からくり貫かれたラダーフレームがキャビネット内中央に天地を貫くように設置され、独自の総三方留め構造をさらに強固にしている。また、ユニット間の相互干渉を排除するため、ミッドレンジとウーファーの容積を完全に独立させる構造とし、シミュレーション技術を用いて上下を仕切る板材を最適な角度でスラントさせ、内部の定在波の発生を抑えている。

ネットワーク回路には、欧米の高級スピーカーでも採用されている仏SOLEN社製メタライズド・ポリプロピレンコンデンサーや巻線径1mmの大型コイルなどヒヤリングで厳選した高音質パーツを採用している。内部配線材は、「MCIIシリーズ」で高い評価を得た独ALRジョーダン社製の高音質ケーブルで統一。さらに全機種のスピーカーターミナルには、伝送ロスを抑えて長期間の使用に耐える金メッキ真鍮削り出しタイプを採用する。

(text:Phile-web編集部)