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YAMAHA
NS-P430
￥38,000(税抜)
発売：2002年12月中旬
このモデルは生産を完了しています
手軽に本格サウンドを得る5.1chシステム
価格はセット
【SPEC】
[メイン/リアスピーカー]●型式：2ウェイ・密閉防磁型 ●ユニット：5cmコーン型ウーファー＋1.3cmドーム型トゥイーター（同軸）、5cmコーン型フルレンジ ●許容入力：30W ●最大入力：100W ●出力音圧レベル：86dB/2.83V,1m ●インピーダンス：6Ω ●クロスオーバー周波数：7kHz ●外形寸法：87W×184H×147Dmm ●質量：1.2kg（1台）
[センタースピーカー]●型式：2ウェイ・バスレフ防磁型 ●ユニット：5cmコーン型ウーファー＋1.3cmドーム型トゥイーター（同軸）、5cmコーン型フルレンジ×2 ●許容入力：30W ●最大入力：100W ●出力音圧レベル：86dB/2.83V,1ｍ ●インピーダンス：6Ω ●クロスオーバー周波数：7kHz ●外形寸法：273W×81H×147Dmm ●質量：1.7kg [A-YSTサブウーファー]●ユニット：16cmコーン型（防磁） ●定格出力：70W（5Ω） ●ハイカットフィルター：50〜150Hz連続可変 ●消費電力：38W ●外形寸法：280W×325H×320Dmm ●質量：9.2kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
小型ながら本格的な構成・音質に感心させられる
小サイズの5.1チャンネルスピーカーシステムは珍しくないのだが、これはずいぶん凝った設計だ。まずフロントとサラウンドのLR用だが、密閉型2ウェイの3スピーカー方式になっている。一見すると2ユニット風だが、ひとつは同軸2ウェイユニットなのである。つまり5cmのフルレンジと5cmウーファー＋1.3cmドーム型トゥイーターという構成だ。クロスオーバー周波数は7kHz。
センタースピーカーは同じユニットを使用しているが、こちらはフルレンジユニットが2本で、2ウェイ、4スピーカー構成である。またバスレフ型だが、クロスオーバー周波数と出力音圧レベルはフロント用と同じ。サブウーファーは最新のQD-Bass型だ。
正攻法の設計そのままの精密で分析力のある音質傾向だ。中低域の厚みを得るには、アンプのスピーカー設定を「スモール」とし、DRC調整によってダイナミックレンジを抑えるといい。そしてフロントLCRの間隔を狭めると、意外なほど濃密な音場が出現する。サブウーファーも量感より正確な応答性を重視しているのであり、この「マイクロスピーカーパッケージ」の本格志向に感心する。
（text：吉田伊織）
- メーカーURL、製品情報ほか
- 取り扱い：ヤマハ（株）
