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DSW-555

DENON
DSW-555

¥50,000(税抜)

発売:2001年5月中旬
このモデルは生産を完了しています
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超高域まで余裕を持って再生する

価格は1本

555シリーズ

【SPEC】
<アンプ部>●最大出力:130W ●クロスオーバー:50Hz〜200Hz(連続可変) ●入力インピーダンス:LINE IN:47kΩ、HIGH IN:4.7kΩ ●消費電力:75W(スタンバイ時:1.1W)
<スーパーウーハー部> ●形式:2スピーカー、バスレフ型、防磁設計(EIAJ) ●ユニット:20cmコーン型×2 ●周波数帯域:19Hz〜200Hz ●外形寸法:256W×588H×457Dmm ●質量:20.0kg
LF DIRECT回路により、ソースに忠実でピュアな低音再現を実現

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

省スペースとハイCP、どちらにもこだわる方にオススメ

デノンのスピーカーシステムは、低音域に独自のPPDD(プッシュプル・デュアル・ドライバー)方式、高域にスーパートゥイーターを搭載することでワイドレンジ化し、次世代対応を図ってきた。

トールボーイのT555SA、ブックシェルフのA555SAは、ナストロンという軽量かつ弾性に優れたダイヤフラムのスーパートゥイーターを使用。センターのC555SAは2ウェイ5スピーカーの薄型システムで、TVモニターの下などわずかなスペースでも設置ができる。

T555SAはPPDD方式の効果だろう、比較的スリムな外観ながら、充実感のある低域をベースに、超高域までスムーズなレスポンスを有する。レンジの広いライブDVDでは、センターに浮き上がるボーカルの質感がナチュラルで音像も実体感があり、小口径ユニットとは思えない声量感がある。低域レスポンスと、分解能の高さも確保されている。映画『グラディエーター』では、台詞をはじめすべての音に厚みを感じさせながら、握りしめる砂利の粒子まで解るような分解能の高さがあり、低域の切れや音像の輪郭を甘くすることもない。

スペースファクターとコストパフォーマンスの両方を追求しながらも本格的なサウンドを手に入れたいという人がまず候補とすべき製品ではないかと思う。独自の低音技術とスーパートゥイーターの採用で、価格を超えたfレンジの広いサウンドを実現している。CPの高さは相当なものだ。

(text:小林 貢)