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DVD-A1

DENON
DVD-A1

¥360,000(税抜)

発売:2002年2月下旬
このモデルは生産を完了しています
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画質・音質ともに最高峰のフラグシッププレーヤーが誕生した

ビジュアルグランプリ2003 ≪銅賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2003 ≪DVDビデオ&オーディオ、SACDマルチプレーヤー(20万円以上)部門トップ賞≫受賞モデル

【SPEC】●水平解像度:500本以上  ●周波数特性: DVD 2Hz〜88kHz(192kHz Sampling)、2Hz〜44kHz(96kHz Sampling)、2Hz〜22kHz(48kHz Sampling)、 CD-DA、VCD 2Hz〜20kHz  ●S/N比:DVD/CD 118dB ●全高調波歪率:DVD:0.0015%、CD:0.0018%  ●ダイナミックレンジ:DVD 108dB、CD 100dB  ●消費電力:38W  ●外形寸法(足、ツマミ、端子を含む): W434×H136×D395mm  ●質量:18.5kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

脈々と受け継がれてきた伝統を継承したDVDプレーヤー

アナログプレーヤーの時代から、デンオン、そして現在のデノンは、メディア再生機器の分野で欠かせない存在であり続け、トップエンドの製品は、国内・海外のライバルメーカーに多大な影響を与えてきた。そして、その伝統が、いま新たにDVDプレーヤーにも継承されようとしている。

デノンがこの春に投入したDVDオーディオ/ビデオプレーヤーのフラグシップ機であるDVD−A1は、脈々と受け継がれてきた伝統を未来に引き継ぐ、デノンブランドにとって非常に重要な製品なのである。

デノンの開発陣が音にこだわったのはいうまでもない。アナログ回路の作り込みの深さは、完全にピュアオーディオの領域に達している。本機に続いて登場したAVC−A1SRとの間で実現するデノンリンクの意欲的な試みも高く評価したい。

だが、今回むしろ強調すべきは、映像への執着の強さであろう。映像DACやプログレッシブ回路などデバイスの贅沢さも半端ではないが、詳細なガンマ補正機構や5ポジションのメモリー機能など、映像を追い込むことへのこだわりの深さは、これまでとは桁が違うといってよい。そうして追い込んだ本機の画像は、リファレンスと呼ぶにふさわしい境地に迫っている。音の世界では、確固とした「デノンの音」のイメージを誰もが思い描くことができる。本機は、「デノンの映像」のイメージを構築する最初の製品になる予感がする。

(text:山之内 正)