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W55P-HR8000

HITACHI
W55P-HR8000 (Wooo)

¥820,000(税抜)

発売:2005年9月下旬
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AVCステーション部をディスプレイ部に内蔵した“Wooo”8000シリーズ

【SPEC】●受信チャンネル:地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログ ●HDDレコーダー機能:搭載 ●画素数:1,366×768 ●輝度:1,000cd/m2 ●コントラスト:2000対1 ●入出力端子:HDMI入力2、D4入力2、S2ビデオ入力3、ビデオ入力4、モニター出力1、サブウーファー出力1、i.Link2、光デジタル出力1、LAN端子1ほか ●SD/MMCカードスロット:1 ●消費電力:560W ●本体外形寸法:1510W×840H×105Dmm ●本体質量:63.0kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

第5世代目を数えるALISパネルを搭載した、55V型のプラズマWooo。今季の8000シリーズでは、透過率を向上させ蛍光灯の反射を抑えるダイナミックMBPカラーフィルターや、映像エンジン「新ピクチャーマスター」を駆使して2000対1の高コントラストを獲得した。白ピークを伸ばし、黒輝度も大幅に改善。新ピクチャーマスターでは輝度だけでなく、色情報も認知する画像認識技術により、豊かでダイナミックな映像表現力を得たという。

インパクト十分な画質だ。100〜200ルクスかそれ以上の明るめの部屋でも、照明に負けないビビッドな輝度が得られており、黒もギュッと締まっている。

この輝く白を生かしつつ、黒情報もしっかり出すというのが日立の戦略である。画の調子はハイコントラストでクールな色あい。映像にハリをもたせ、とりわけ白の抜けには妥協しない日立の姿勢はみごとだ。

DVD は映画『マスター・アンド・コマンダー』などをシネマティックモードで視聴、サジ加減で私流の調整を施している。MPEGノイズが少なく、霧の中の人物と背景の船の遠近がくっきりと浮かびあがる。ただ、シルエットの調子が強めなので黒レベルと明るさを調整し柔らかい影を出した。

放送では、全般に色温度が高めなキリっとしたクリアーさと、黒の締まりが特長。見栄えのする色彩感がとてもよい。(林正儀)