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DV9500

MARANTZ
DV9500

¥150,000(税抜)

発売:2004年8月23日
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HDMI端子など装備したユニバーサルプレーヤー

ビジュアルグランプリ2005 ≪銅賞≫受賞モデル

オーディオ銘機賞2005 ≪デジタルプレーヤー部門賞≫受賞モデル

【SPEC】
●再生可能ディスク:スーパーオーディオCD、DVDビデオ、DVDオーディオ、ビデオCD、オーディオCD、CD-R/RWなど ●周波数特性:4Hz〜88kHz(DVDオーディオ fs=192kHz) ●S/N:130dB(DVDオーディオ) ●ダイナミックレンジ:110dB(DVDオーディオ) ●映像出力:HDMI×1、RCA色差×1、D2端子×1、S2端子×1、コンポジットビデオ×1 ●アナログ音声出力:フロントL/R×2、SL/SR/C/SW×1 ●デジタル音声出力:光×1、同軸×1 ●消費電力(待機時):29W(0.4W) ●最大外形寸法:440W×115H×384Dmm ●質量:8.5kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

ハイエンド機に匹敵するスペック&クオリティ

いよいよマランツから自社メカを積んだユニバーサルプレーヤーの1号機が登場する。それも15万円台という中堅ゾーンのプライスで、だ。最新鋭のデバイスとHDMI端子まで装備し、画質性能はあのDV-12S2をも越えるという。私を含め同機のオーナーは心中おだやかでないはずだ。

従来のパイオニア製メカから脱皮したことでチップセレクトが自由になり、まず手をつけたのが映像系だ。フロントエンドから出力段のフィルター/アンプまですべて見直された。例えばI/P変換はアドバンスドプログレッシブと称する10ビット精度のもの。またDVDの480Pから720p/1080iにアップスケーリングしてHDMI端子に出力するスケーラーともども10ビットというのは、他社にない仕様だ。3板のVP10でさえ8ビットスケーラーだからこれは4倍の処理能力。“逆ざや”である。もちろんビデオコンバーターも今日の最高水準、216メガ/14ビットを搭載する。

一方オーディオDACはシーラスロジックの最新バージョン(CS4398)で、ch分のHDAM高速アンプをすっきりとワンボードに終結させた回路デザインは12S2譲りだ。

まるでフィルムをそのまま投射しているようなS/Nと情報量の凄さは圧巻。ずしっと沈み込む黒から輝く明部まで、余裕のコントラスト表現もみごとで、デジタル伝送のよさを引き出している。雨と夜景がテーマの『ロード・トゥ・パーディション』は、10ビット処理のパワー全開だ。雨粒の微細さと濡れた感触、そしてあんな暗さの中で拳銃の煙がクッキリと漂うのも驚いた。

音はヌケだしがよくワイドレンジ。響きの鮮度が高く、SACDマルチの空間密度を申し分なく再現している。その際SACDの階層をワンタッチで選べるSモードは重宝だ。今回はビデオオフをさらに強化し、DVDプレーヤーでは初というドルビーヘッドフォンで5.1chを手軽に楽しめる。ユニバーサル機はこれからが旬だ。

(TEXT:林正儀)

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