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PRエルゴノミックスタンドモデルなら設置自由度もアップ

webOS搭載の万能ディスプレイ「LG Smart Monitor」で実現する新エンタメスタイルの魅力

公開日 2023/06/16 06:30 高橋 敦
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■動画コンテンツに合わせて画質も音質も追い込める


32SQ780S-Wを実際試してみると、ノートPCユーザーの感覚からすると31.5インチ&4K解像度による作業スペースの拡大は感動もの。エクセルの表を参照するだけの使い方でも、その高い一覧性に圧倒されるし、作業効率を爆上げしてくれそうだ。また、画面を回転させて縦長ディスプレイとしても使用できるため、webデザイナーやコーディング作成するユーザーにも活躍してくれるだろう。

ディスプレイ単体とノートPCと接続した際のクオリティと使用感をチェック

ネット動画において4Kコンテンツは珍しくないなか、4K/HDR10対応の31.5インチ・ディスプレイとしてVODコンテンツをどのように表現してくれるのか。また、一般的な4Kテレビでは40インチ未満のモデルはない状況において、4KテレビさながらのAI搭載映像エンジン「α5 Gen5 AI Processor 4K」を搭載した本モデルの画質や音質も気になるところ。実際に4K/HDRからフルHDのコンテンツをチェックしていく。

「アイケア」や「ブルーライトの低減」といった、目が疲れにくい映像の設定項目も備える

画質モード「標準」ではコントラスト感がやや強めの明快な描写が持ち味。バラエティやゲーム実況などに合いそうな、パキッとした映像だ。一方、照明を暗くした環境で「FILMMAKER MODE」などを選べば、深みのある落ち着いた映像表現を味わえる。ユーザーがコンテンツや好みに合わせてモードを使いこなすことで、作品の意図を汲んだ表現で応えてくれる。

映像モードは、映像コンテンツがHDRかSDRによっても選べるモードが異なる。写真左がHDRの映像モード、写真右がSDRの映像モード

細かなところでは画面のアンチグレア仕上げも嬉しい。31.5インチの視聴距離では、グレアだと自分の姿が画面に大きくはっきりと映り込み、コンテンツへの没入感が冷めてしまいがちだが、そういったことが皆無であり、映像作品に入り込んでいける。

5W+5Wのスピーカーの音も期待以上。人の声が適度に押し出され聴き取りやすい。その上で、2chソースも含めてバーチャル5.1chで再生してくれることもあってか、音場の広がりも良好で、映画的なスケール感の表現も十分だ。エルゴノミックスタンドで、スピーカーの向きを追い込めるというのも嬉しいポイントだ。

なお「音声モード」は、どんなコンテンツに合わせても間違いのない「標準」モードをまさに “標準” として常用しつつ、物足りなさを感じたら「AIサウンド」、よりコンテンツに合わせこみたいときは「シネマ」や「スポーツ」を試してみるのがお薦めだ。

音声モードは、「AIサウンド」や「標準」のほか、「シネマ」「スポーツ」「音楽」なども用意する

「AIサービス」の項目で、「AI輝度設定」や「AIサウンド」のオン/オフが可能

■パーソナルユースに最適な映像視聴体験


LG Smart Monitorを実際に使ってみると、まさに “チューナーレステレビでもPCモニターでもない新スタイル!” であり、既存のどのモデルとも異なる機能性を備えたディスプレイ製品であることを実感させられた。

自室にテレビもモニターも置きたくないと思いながら、まだ自身にフィットするディスプレイが見付けられていないという方こそ、ぜひこのLG Smart Monitorの32SQ780S-Wをチェックしてみてほしい。今時のパーソナルユースに最高の映像視聴体験と使いやすさを提供してくれる、“真のスマートモニター” だ。

[SPEC]
●タイプ:液晶 ●画面サイズ:31.5インチ ●パネル:VA ●表面処理:アンチグレア ●解像度:3840×2160 ●視野角:178度 ●応答速度:5ms(GTG) ●リフレッシュレート:24〜60Hz ●色域:DCI-P3 90% ●スピーカー出力:5W×2 ●主な入出力端子:HDMI入力×2、USB Type-C入力×1、USB-A入力×3、LAN×1 ●消費電力(電源オフ時):42W(0.3W) ●外形寸法:714W×517-647H×408Dmm ●質量:11.1kg(スタンド含む)

(提供:LG Electronics Japan株式会社)

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