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PRまったり耳に優しい高音質も魅力

気持ちいい寝落ち体験、新感覚イヤホン「ASE-500」を一度使ってみてほしい

公開日 2022/12/04 10:58 折原 一也
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気になる装着感/音質をチェック!人気スマホゲームを実際にプレイ



それでは実際に、ASE-500を装着して寝てみる。ベッドにiPhoneを持ち込み、変換ケーブルで接続したASE-500を装着して、ベッドの中でスマホゲーム『ヘブンバーンズレッド(以下ヘブバン)』をプレイしてみた。

確かに枕の上で頭を横に向けてみても、耳が痛くなることはない。加えて装着していていも、耳への飛び出しが小さいところもポイント。そしてシリコンのフィット感によって、適度に密閉もしてくれる。

横になっても耳が痛くなりにくく、適度な密閉感も担保!

そして、ヘブバンをプレイしつつ音質もチェック。ヘブバンは所謂ターン式のRPGのゲームだが、主人公がミュージシャンで、ストーリーの進行や期間限定イベントに次々と新曲が追加される。かつ、登場キャラのほとんどが女性で、ストーリーはフルボイスだし、戦闘中もキャラが喋りまくるのだ。

ASE-500で聴くと、「どこまでも優しく情報量あるサウンド」とでも呼ぶべきだろうか。ヘブバンのホーム画面のピアノと弦楽器、そしてコーラスのゆったりとした音楽は、空間の中に情報量をもって広がっていく。音のキツさがないところが実に “寝ホン” 向けなのだ。

第一章のDay12、ボス戦に至るまでのストーリーからバトル中まで通しで流れる『君の横顔』の楽曲では、音場がとても広いところがポイント。エレキギターの位置感、適度なリズム感で響く低音、ボーカルの歌声、そして『君の横顔』がかかったまま進む会話パートから、バトル中のセリフまで、全てがきちんと分離して聴こえるところがとてもいい。そして、あくまで “寝ホン” として、真夜中に小音量で聴いても、情報量が維持されているのだ。

ちなみに筆者は、「メインストリー断章 遠い海の色」を進めながら寝落ちしてみた(?)が、眠りの落ちる寸前まで、キャラの掛け合いボイスが頭の中を響いていて、その体験も心地よかった。ケーブルにリモコンが付属しているので、音量調整などの操作が手元で行えるのもやっぱり便利だ。

ケーブルには寝ながらでも操作しやすいリモコンを装備!

もちろん、アクションゲームでもASE-500は活躍する。プレイで使ったスマホは「Xperia 1 IV」で、3.5mmのイヤホンジャックも利用できる機種だが、今回はあえてType-C DACケーブル「A100」を組み合わせて有線接続で遊んでみた。

アクションRPGの『原神』をプレイしてみると、やはり適度に柔らかく定位感のあるサウンドが心地よい。スメール地域のBGMで用いられる民族楽器の音も心地よく、キャラのボイスも優しく響く。秘境などのバトルをしてみても音のキツさはなく、定位感がハッキリと分かる。ASE-500は “寝ホン” としても、いわゆるゲーミングの派手さとは真逆のサウンドで、とにかく心地よくプレイできた。

最後に、ASE-500を普通の音楽リスニングに活用してみようと、普段の音源でも試聴してみた。宇多田ヒカルの『あなた』では、優しく滑らかに響く歌声がとても魅力的。BTS『Dynamite』のサウンドは軽やかで、小音量でもしっかり聴くことができる。寝落ちできる刺激の少なさもいい。

◇◇◇


“史上最高の寝ホン” ということで、かなりピンポイント感のあるアイテムかと思いきや、蓋を空けてみると、AZLAとして新境地ともいえる、まったり系の高音質サウンドを味わえる一品となっている。

DACケーブル付属モデルも用意されるなど、スマホやプレイ環境問わず使える機種となっているので、ASE-500ならではの心地よい “寝落ち体験” を是非一度体験してみてほしい。

(協力:アユート)

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