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配信を始めるなら高性能マイクを!EPOS「B20」で“プロ品質”の声を届けよう

公開日 2021/09/02 06:30 野村ケンジ
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EPOS Gaming Suiteでは「B20」のサウンド調整機能を持っていて、マイクのゲイン(感度)やサイドトーン(集音する広さ)、ノイズゲート(集音するしないの音量設定)の調整、ノイズキャンセリングの効き具合をコントロールすることができる。

さらに、ハイパスフィルターによる低域のカットや、イコライジング調整も可能だ。使用環境や利用目的に応じて、自分好みにきめ細やかなカスタマイズを行うことができるのだ。

ちなみに、「B20」には音声モニタリング用のヘッドホン端子も用意されていて、調整した音をすぐに確認することができる。しかも、こちらの端子はヘッドセットが利用でき、「B20」のマイク音声にヘッドセットの音声をミックスすることもできる。このあたりはさすがEPOSといいたくなる、ユーザーフレンドリーなモノづくりの表れといえるだろう。

ヘッドホン端子も備えられているので、イヤホンなどを接続して音声をモニタリング可能。ヘッドセットと繋げば、音声ミックスも可

加えて、パソコンだけでなく、コンシューマーハードとも簡単に接続できることも利点として挙げておきたい。8月に行われたアップデートで、「B20」はPlayStation 5対応を実現した。PlayStation 5はコントローラーにマイクを内蔵しているが、それを使ったボイスチャットで「聞こえにくい」と言われたユーザーも多いのではないか。マイクに「B20」を用いることで、しっかりこちらの声を相手に伝えつつ、マイク非搭載の愛用イヤホン/ヘッドホンをゲームプレイに使うことができる。

最後にその製品構造について、これはなかなかに画期的なものだ。

一般的なマイクは、専用の台座が用意されているか、汎用のマイクブームアームに接続するか、大体どちらか一方のタイプとなっている。しかしながら「B20」は本体側面に短いステーをもつ構造により、付属の専用台座を使ったデスクに立てることも、汎用のブームアームを使って理想的な場所に配置することもできる。

台座を用意し、デスクに配置も可能

しかも、ステーによって自由に角度を変えられるため、理想的なマイク位置と角度を、手軽にセッティングできる。そのときの使いかたに応じてパッとマイク位置や角度を変えられるのは、なかなかに便利だったりする。例えばタイピング音が録りたいときなど、マイクの位置と角度を調整すれば音の発生源(この場合はキーボード)を動かさなくていいため、無理せず音を鳴らすことができる。

汎用のブームアームで吊り下げ使用にも対応。さらにマイク位置と角度調整も可能だ

とはいえ、一番重要なのは根本的な音質のよさ、明瞭なマイク音声が集音できることだろう。

この「B20」の本体には、3つのマイクカプセルが搭載されており、それをEPOSのオーディオエンジニアが配信用マイクとしての上質さを追求すべく、入念な調整を行っているという。この単体マイクならではの作り込みがヘッドセットの付属マイクとの大きな違いで、大きなダイヤフラムを内蔵し、ビット数も高く、細かい音までしっかりと拾い上げることができるので、クオリティーの高い音声収録や通話が容易に叶えられる。

単体マイクとしての作り込みが高音質を支える

そこまでの自信作であるならばと、かなり厳しめのチェックを行ってみたが、確かにマイクの音質に関してはかなりの良質さを持ち合わせていた。

まず、素の音を確認すべく全てのアプリ調整をオフにして、集音パターンを「カーディオイド(単一指向性)」に設定して色々と試してみたところ、低音部がしっかりと付随する、声色の伝わりやすい音声を聞くことができた。

音色傾向としてはややドライな印象もあり、紙を触った音などはカサカサと目立つが、金属の音はピュアな響きだったりと、基本的にはごく自然な音色といっていいだろう。

そんなキャラクターのおかげが、人の声の明瞭度はかなり高く、滑舌のあまり良くない(筆者のような)人間であっても、内容、ニュアンスともにしっかりと伝わってきてくれる。とても “人の声” にマッチした音だ。声の立ち上がりもしっかり捉えられるので、音数の多いゲーム実況などでも声が埋もれることなくクリアに聞こえるだろう。ゲーミングブランドならではのさすがの仕上がりといえる。

ちなみに、滑舌に関してはあらかじめ用意されている “ウォーム” “クリア” という2つのプリセットやイコライザー調整などでもかなり解消してくれる。うまく声や音をピックしてくれるので、実際の使用時にもとても重宝した。

指向性については、4タイプも搭載されているおかげで幅広い活用ができそうだ。メーカーからは、マイクを間に挟んで2人で配信するような場合には「双指向性」が、中央に配置されたマイクの周りに参加者が集まる数人でのアナログゲーム実況などには「無指向性」が最適だと、いくつかの提案がなされている。

単一指向性が1人での収録に向いているのはもちろんだが、THE FIRST TAKEのように “歌ってみた” に用いてみるのも面白いかもしれない。指向性を広げることで、あえてリアル感を出すためにコントローラーやキーボードの操作音を同時収録する、といった使い方も考えられる。

個人的には2人が左右から話しかけてくる音声配置を作り上げることができる「ステレオ」もなかなか楽しそうだと感じた。たとえばYouTuberの動画コンテンツのように自分の話している姿を配信する際には、画面に映る人物の位置や物の配置などの空気感を、見たままの様子でリアルに収録して視聴者に伝えられるのだ。

本体から指向性の切り替えやボリュームおよびゲイン調整、ミュートなどが操作可能。収録中にもリアルタイムで操作できるのは便利だ

いずれにしても、「B20」ならではの良質なマイク性能あってこその使いこなしといえる。機能と質の両面に秀でた、使い勝手のよい製品なので、これから配信を始めようという人はもちろんのこと、ネットワーク会議などにも活用したいという人にもオススメしたい。

(提供:EPOS Japan株式会社)

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