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【PR】様々なコンテンツで使い方を徹底検証

2万円前半で“お値段以上“の高音質。デノンのサウンドバー「DHT-S216」でゴージャスおうち時間

公開日 2020/11/27 07:00 草野晃輔
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今年の年末年始は外出を避け、自宅でゆっくりテレビの特番や映画を見たり、ゲームを楽しんだりして過ごそうと考えている人は多いだろう。そんな方にぜひお薦めしたいのが「サウンドバー」だ。これを追加するだけで、たいていの薄型テレビが弱点としている音質を格段にレベルアップでき、あらゆるコンテンツをリッチに楽しめるようになる。

中でもイチ押しのモデルが、デノンの「DHT-S216」である。老舗オーディオメーカーであるデノンが、ピュアオーディオやAVアンプの開発で長年培ったノウハウをふんだんに盛り込んでいるため、音質もサラウンドの臨場感も本格派。それでいて、価格は実売2万円台前半とお手頃だ。

今回は、本機をテレビに追加するだけでどんな体験ができるのかを調べるべく、テレビ番組、映画、ライブ映像、ストリーミング配信映像、ゲームと、コンテンツ別に検証した。

「DHT-S216」¥OPEN(実売想定価格:22,500円前後)

デノンの“音の達人”が監修した、お手頃価格の本格サウンドバー「DHT-S216」

DHT-S216は、2019年冬に発売されたサブウーファー内蔵の2.1chのサウンドバー。発売当初から1年ほど経過した現在も売れ筋のモデルだが、そんな本機の最大の魅力が「高音質を徹底追求している」ことだ。いい音を求めるのは当たり前と言われそうだが、この製品の音質へのこだわりはひと味違う。何を隠そう、デノンブランドのサウンドマスターとしてピュアオーディオやAVアンプを手掛ける、山内慎一氏が初期段階から監修を担当しているのだ。

本機のコンセプトは「ピュアでストレートなサウンドバー」。音の純度にこだわり、あえて機能をシンプルに絞っている。外形寸法は890W×66H×120Dmm。42インチのテレビの横幅サイズと同じくらいイメージすると分かりやすいだろう。

スピーカーユニットは3ウェイ6スピーカー構成となり、25mm径トゥイーターを前面の左右両端に2基、そのすぐ内側に45×90mmの楕円形のミッドレンジを2基、筐体の左右それぞれ中央付近に下向きに75mm径のサブウーファー2基を搭載する。バスレフポートは左右側面にそれぞれ備える。

底面に75mmのサブウーファー、側面にバスレフポートを搭載し、豊かな低音再生を実現するという

入力端子はHDMI×1、光デジタル×1、AUX(3.5mmステレオミニ)×1を、出力端子はARC対応のHDMI×1を装備。対応する音声フォーマットはDolby Digital、DTS、AAC、リニアPCMの4種類。さらにBluetooth接続もサポートするため、スマートフォンやDAPなどから音楽を飛ばして楽しむこともできる。

機能はシンプルだが音作りは本格的で、ハイエンドオーディオさながらに、2chのステレオ再生をベースにチューニングしたという。その象徴とも言えるのが、山内氏が監修した「Pureモード」を搭載すること。このモードをオンにすると、音声信号はDSP回路の入り口で2.1chにデコードされた後、サラウンド処理回路やバーチャル処理回路を通らず、直にデジタルアンプに伝送される。つまりコンテンツに収められた音を、できる限りピュアな状態で再生してくれるのだ。

もちろんサラウンド再生にも対応する。モードは「Movie」「Night」「Music」の3種類で、これらに縦方向の拡がりを再現できるバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」を掛け合わせられるため、計6通りから選べる。さらにニュースやナレーション、映画のセリフなど人の声を明瞭にする「DIALOG ENHANCER」があり、LOW/MED/HIGHの3段階に調整可能だ。

このように、価格からは考えられないような“ド直球”の本格サウンドに仕上げているのだ。昨今、1万円台の格安サウンドバーも多く登場しているが、それに少し予算を追加すれば、数段上の音質向上が期待できると考えると、驚くほどコストパフォーマンスは高いといえる。それでは、本機のサウンドがどれほどのものか、チェックしていこう。

本機の端子部

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