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音楽の熱を感じるエネルギッシュなサウンド

売上げ台数全米No.1を獲得!JLAB Audioの完全ワイヤレスイヤホン「JBuds Air Executive」など3機種レビュー

2019/11/14 山本 敦
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2005年に設立されたアメリカ西海岸・カリフォルニアのポータブルオーディオブランド、JLAB Audioが日本に上陸した。同社にとっては日本がイギリスに続く初の海外進出になる。 “全ての音楽ファンが直感的に楽しめるポータブルオーディオ” というコンセプトは、同社の製品に共通して貫かれている。JLAB Audioはまた、アメリカでも人気が浸透してきたメジャーリーグ・サッカーのオフィシャルスポンサーとしてブランドの認知を広げている。

米ブランド「JLAB Audio」が日本上陸

今回は日本に初めて紹介される、JLAB Audioの完全ワイヤレスイヤホンから3機種をピックアップしてレビューしよう。上位モデルの「JBuds Air Executive」、スポーツタイプの「JBuds Air Sport」、エントリーモデルの「JBuds Air」だ。どのモデルも “アンダー1万円” のプライスゾーンで、高いコストパフォーマンスを実現した点も見逃せない。

「JBuds Air Executive」(写真)など3機種をまとめて紹介

装着スタイルは、3モデルそれぞれに異なっている。JBuds Air Executiveは、先端にマイクを載せたスティック状の本体を耳穴下のくぼみにフィットさせて固定する、アップルのAirPodsによく似たデザインだ。JBuds Air Sportは安定したフィット感が得られるイヤーフックタイプ。そしてJBuds Airがオーソドックスな耳栓タイプになる。

JBuds Air Sportはイヤーフック一体型のタイプ

JBuds Airはいわゆる耳栓型。ブラックのほか、ホワイトもラインナップされる

はじめに、レビューする3つの製品に共通する特徴と便利な機能をまとめよう。まずどのモデルも充電ケースがコンパクトで可搬性が高い。JBuds Air Sportはイヤーフックが着脱できない仕様なのだが、まるごとケースに格納できて、なおかつこの小さなサイズ感を実現したところは見事だ。

イヤーフックと一体となったJBuds Air Sport。充電ケースはコンパクトながら、イヤホンをしっかり収納できる

フック部分は柔らかく、装着した際の耳あたりも良い

JLAB Audioの完全ワイヤレスイヤホンがとりわけユニークなポイントは、この充電ケースに充電用ケーブルを一体化した点だ。底面にケーブルが格納できて、充電時に引き出して使うかたち。短めのケーブルで、使い終わったらすぐに元のポジションに戻せる手軽さもいい。外出先でノートPCにつないだり、飛行機の中で機内エンターテインメントのUSB充電端子に接続して素速く充電できるので取り回しがよかった。

写真はJBuds Air Executiveのケース

側面にUSBケーブルが配置されている。他2機種はケース背面側に配置されている

連続音楽再生時間はJBuds Air Executive、JBuds Air Sport、JBuds Airとも単体で約6時間だ。ケースを合計するとJBuds Air Sportは約40時間、JBuds Air Executiveも約30時間のバッテリーライフとしている。

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