【特別企画】屋内はもちろん屋外でもテスト

さらにパワフルな360度サウンド。ボーズ新ワイヤレススピーカー「SoundLink Revolve+」レビュー

折原一也

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2017年04月20日
ロングセラーモデル「SoundLink Mini II」を擁するブランドとして、Bluetoothスピーカージャンルでトップの座を走り続けるボーズが、長い沈黙を破り待望の新モデルを発表した。その名は「Bose SoundLink Revolve Bluetooth speaker」、ボーズ初となる360度のサウンドを目指して誕生した、全く新しいシリーズだ。

Bose SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker(ラックスグレー)

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ボーズの新機軸のサウンドの気になる実力を、上位モデル「Bose SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker(以下、SoundLink Revolve+)」にフォーカスしてレビューしていこう。

洗練されたデザインから繰り出される360度サウンド

SoundLink Revolve+のデザインは、美しくエレガント。筐体全体が一体成型されたアルミニウム製のグリルには、数千個の細かいパンチ穴が付けられており、他のスピーカーにはない高級感がある。

本体下部のパンチグリルはサウンドとデザインを両立させている

ボーズのBluetoothスピーカーは従来、SoundLink Miniシリーズのような“米国ブランドらしい男らしいデザイン”というイメージが強かったが、SoundLink Revolve+はラックスグレーとトリプルブラックのカラーでブランドイメージをもたせながらも、大人びて洗練されたデザインへと昇華させている。

SoundLink Revolve+(トリプルブラック)

はじめに兄弟機のSoundLink Revolveとの違いに触れておくと、SoundLink Revolve+の方が本体サイズがひと回り大きく、連続再生時間が4時間長い。またRevolve+には持ち運びやすい取っ手も用意されている。サイズの分だけパワフルだが、サウンド傾向は同様なので、広い空間や大人数がいる場所で使用するといった用途を想定するならばSoundLink Revolve+を選ぶと良い。

左からSoundLink Revolve+、SoundLink Revolve、iPhone 5Sを並べたところ

本体は直径105mm、高さ184mmの円柱形で、取っ手が用意されていることもあり、外観はオーデイオスピーカーというよりポットのようなイメージだ。質量は0.91kgと1kg近いが、実際に手に持ってみると数字より軽く感じる。Revolveに比べて大きいとは言え、バッグに入れても、直接手で持ち運んでも負担にならないサイズ感だ。

サイズ感より持ちやすく、重さを感じさせない

電源ボタンと音量コントロール、通話などに用いるマルチファンクション、Bluetoothといったボタンは本体天面にまとめられているため、デザインを損なわずスタイリッシュ。NFCによるタッチ接続も可能だ。またペアリングや本体操作は「Bose Connect」アプリから行うこともできる。

接続時の音声ガイダンスはもちろん日本語に対応。ステレオミニのAUX入力端子と、バッテリーチャージ用のUSB端子は本体下部に用意される。

内部構造は本格的な360度サウンドを実現するために、一つのフルレンジスピーカーを下向きに設置している。複数のユニットを外側に向ける方式では、どうしてもホットスポットとデッドゾーンが生まれる。そのうえ小型化に不向きのため、ボーズとしては採用を見送ったのだろう。
 
本機の方式は、フルレンジスピーカー1基で下に向けて音を鳴らし、その音を独自設計の音響デフレクターで反射して360度に拡散、パンチグリルから音が広がる形となる。なお、低音は音の指向性が弱いこともあり本体上部側にパッシブラジエーターを2基搭載し、重低音の再生能力を兼ね備える設計となっている。

SoundLink Revolve+の内部構造。下向きに設置されたユニットの音を、デフレクターが拡散している

Bluetoothスピーカーとしての基本スペックは、連続再生時間が16時間で、IPX4防滴仕様。コーデックはA2DP、AVRCPに対応する。2泊3日の小旅行程度なら、充電切れを気にすることなく使用できるだろう。SoundLink Revolve+を2台接続した際の「ステレオモード」や「パーティモード」も用意されている。

360度スピーカーの設置位置を色々試す

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