【特別企画】ハイレゾの実力を引き出すお買い得モデル

ベリリウムドライバー採用の高コスパハイレゾヘッドホン。MSソリューションズ「RIGEL」「BETELGEUSE」レビュー

折原一也
2017年01月12日
約5,000円のハイレゾ対応イヤホン「極の音域 Hi-Res ALDEBARAN」(レビューはこちら)で注目を集めたMSソリューションズ。このたび上位モデルとなるイヤホン「ALTAIR」やBluetoothレシーバーなどのほか、ヘッドホン2機種もラインナップに加わることとなった。

今回ご紹介するのは、“LEPLUS”ブランド初のヘッドホン「極の音域 Hi-Res RIGEL(リゲル)」、そして1月20日に発売となる最新モデル「極の音域 Hi-Res BETELGEUSE(ベテルギウス)」のふたつ。新モデルも星の名前で揃えてきている。聖闘士星矢世代の筆者的には、名前を見ただけでテンションが上がる! さっそくその音をチェックしてみよう。

極の音域 Hi-Res RIGEL(リゲル)

極の音域 Hi-Res BETELGEUSE(ベテルギウス)


ベリリウムドライバー採用のブランド初ヘッドホン
極の音域 Hi-Res RIGEL ¥16,178(税込)

ブランド初のヘッドホン「極の音域 Hi-Res RIGEL(リゲル)」は16,178円(税込)と、これまでよりやや上のヘッドホンファンを狙いに定めたモデルとなる。なおリゲルとはオリオン座の恒星で、肉眼で見える最も明るい星だ。

もちろんハイレゾ対応。φ40mm大口径ベリリウムドライバーを搭載。再生周波数帯域は5Hz〜40kHzとなっている。ケーブルはOFC導体採用のものだ。

ケーブルは着脱式。ハウジングには金属素材を使用している

実際に「RIGEL」をハイレゾ音源で体験してみると、音場表現を重視した上質なサウンド志向だと感じた。J-POPを聴き込んでみても、ボーカルのナチュラルで艶やかな響きに加え、バックバンドの演奏はスケール感、特にホールに響くようなライブな臨場感の再現が抜群。音楽ジャンルとして特にマッチしたのはクラシック。特に音空間の繋がりが丁寧で、文字通り音に包まれるような空気感を生み出してくれる。ピアノは音色も美しく伸びやかに鳴らすので、丁寧なタッチの演奏を堪能させてくれる。

スライダー部分にも金属素材を使用している

イヤーパッドは肉厚で頭に優しくフィットする

1万円半ばまでのハイコスパヘッドホンとして、面白い選択肢と言えるだろう。


ハイレゾの実力を引き出すお買い得モデル
極の音域 Hi-Res BETELGEUSE ¥16,178(税込)

オリオン座の赤い恒星の名を冠したベテルギウスは、トレンドであるハイレゾにも対応した高音質志向のモデル。高域の美しさを引き立てて低音の歪みを抑えたクリアなサウンドを志向している。ベリリウムドライバーを採用し5kHz〜40kHZまでの周波数帯域をカバーするほか、OFCケーブルの採用といったスペックはリゲルと共通だ。

主要スペックはリゲルと共通。ハウジングはヘアライン仕上げで質感が高い

イヤーパッドのなかにもLEPLUSロゴがあしらわれている

本体のハウジングに音抜き穴のような点がつけられているが、これは実はデザイン上のものでヘッドホンの鳴りとしては密閉型。ただし、大音量で音楽を流すとやや音漏れがあるため、自宅でじっくり音楽を聴くためにオススメしたい。

音抜き穴のような点はデザイン上のもの。ヘッドホンは密閉型となる

実際に試聴してみると、まさに最新世代と呼ぶべき洗練されたキレ味のサウンドだった。J-POPで聴き込むと、ギターの高域までの伸びやかさとセパレーションの鋭さ、空間の中に急峻に立ち上がるボーカル帯域の存在感の出し方に引き込まれる。乾いた空間にスパッと音が抜けるような抜群のS/Nの良さを持っており、特にシンバルの金属音の繊細な響きと、空間内での音の存在感を同時に再生するチューニングは、よくチューンされたハイレゾ流のサウンドといったところ。

また男性・女性ボーカルともストレートに音の解像感を引き出すサウンドで、ジャズの音も徹底的にクリアに鳴らしきる。低域は音圧感をやや強く出して鳴らす傾向でリズムを取りやすい。特にクラブ系ミュージックは相性抜群だ。

ベテルギウスの標準価格は税込16,178円と、先行して登場しているリゲルと並んで同ブランド最高級となるが、純粋にハイレゾを高音質で聴くモデルとしてこの価格は相当お買い得感がある。ハイレゾの実力を引き出し、体験できるサウンドを求めるならイチ押しのモデルだ。



(特別企画 協力:MSソリューションズ)