【レビュー】シャープのフルセグ対応スマホ「AQUOS PHONE Xx 206SH」を試す

フルセグ/ワンセグの切替設定は、テレビの設定メニューから自動切り替えと手動切り替えが選べる。

横位置のテレビ画面では、再生コントローラーにフルセグ/ワンセグの切り替えのほか、チャンネル変更、ボリューム操作のアイコンが配置されている。視聴チャンネルをリストから選択変更したい場合は、画面上部のCHアイコンをタップし、一覧を表示する。

縦位置のときは上下2画面表示になる。下画面にはチャンネルリストのほか、番組情報、録画リスト、Webブラウザが表示できるほか、ワンセグ視聴時のみ利用できるデータ放送のメニューもある。「番組情報」メニューから番組詳細を選ぶと、画面の右上に「予約する」アイコンが配置されているので、こちらから録画予約を投入することもできる。テレビ録画の使い勝手については後のページで詳しくレポートする。

テレビとブラウザの2画面表示は非常に便利だ。ブラウザ画面の下側にブラウザ専用のメニューアイコンが設けられており、右から3番目のアイコンをタップすれば、現在視聴中の番組タイトルをキーワードにして、視聴番組の関連情報などを手軽にウェブで検索できる。




「206SH」を持ち歩きながら、視聴感度をチェックしてみた。屋外や部屋の窓側では内蔵アンテナの調節をすればほぼ問題なくフルセグを受信して楽しめた。地下街に降りてしまうと、さすがにフルセグ・ワンセグともに視聴は厳しかった。JR総武線に乗って移動しながらテストしてみたところ、四谷や信濃町など、ホームから改札まで階段やエスカレーターなどを使って移動する駅では、停車中にアンテナを立てても電波が届かず、視聴できなかった。