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山之内 正が検証

アナログレコードのデジタル化ならコレ! コストパフォーマンス抜群のUSBオーディオを使ってみた

2010/12/16 山之内 正
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アナログレコードの音をパソコンに取り込み、携帯音楽プレーヤーに転送したり、CDに焼いて手軽に楽しみたいという声をよく聞く。

そんなときに役に立つのが、フォノイコライザー機能を内蔵したUSBオーディオインターフェースだ。レコードプレーヤーのフォノ出力をUSB経由でパソコンにデジタルで取り込み、WAVやmp3などの形式で保存できる便利なデバイスで、最近になって各社から登場し始めた。

クリエイティブの「Sound Blaster Digital Music Premium HD」は、フォノイコライザーを内蔵するUSBーDACとしては画期的な低価格を実現した製品で、ソフトウェアで実現する録音と編集の機能が充実していることもあり、大きな注目を集めている。ここではアナログレコードの録音機能に絞って使い勝手とクオリティを検証してみることしよう。

クリエイティブ「Sound Blaster Digital Music Premium HD」


背面にライン/フォノ兼用入力端子を装備

実際の録音は、MM型カートリッジを取り付けたレコードプレーヤーと本機、Windowsパソコンを用意するだけで作業ができる。パソコンには付属CDから「Creative Media Toolbox」(以下Media Toolbox)と「Creative Smart Recorder」(以下Smart Recorder)をあらかじめインストールしておく。動作環境などは同社のサイトを参照していただきたい。

「Creative Media Toolbox」

Media Toolboxを使っての録音も可能だ

なお、レコード再生にはオーディオテクニカのVM型カートリッジ「AT150MLX」を使用した(出力電圧4mv)。

オーディオテクニカ「AT150MLX」

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