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個人向け標準モデルは約31万円から

フルカーボンボディの新「VAIO Z」、「Core H35」搭載のハイスペックモバイルPCとして帰還

2021/02/19 編集部:松永達矢
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VAIOは、14.0型ワイドディスプレイ搭載モバイルノートPC、「VAIO Z」を発表。同時に予約受付も開始しており、3月上旬から順次出荷されるとしている。価格はオープンとなっているが、量販店取り扱いの個人向け標準モデルは税込309,800円前後での販売が予想される。

「VAIO Z」

軽さと強靭さを併せ持つ炭素繊維素材をボディ全面で採用した立体成型フルカーボンボディ14.0型ワイドディスプレイ搭載モバイルノートPC。ティザーサイトにて発表が示唆された新モデルが登場したかたち。VAIO Zを冠するモデルは2016年発売モデル以来の登場となっており、今回発売のモデルもクラムシェル型の構造を継承している。

14.0型のワイドディスプレイはフルHD、4Kから選択可能。そのほか、共通の仕様として、ディスプレイ上部に装備されたWebカメラには、プライバシー保護のためスライド式シャッターを備える。

Webカメラ部にスライド式シャッターを備える

また、高容量で薄型軽量な新開発・専用設計バッテリーを使用することで、JEITA 2.0測定基準下でVAIO最長を謳う約34時間のバッテリー駆動をマークしている(4Kモデルは約17時間)。

CPU部は、Intelの第11世代プロセッサー「Core H35」を搭載。1kgを切るモバイルノートPC(4K+5Gモデル以外の仕様)において唯一の採用(2021年1月6日調べ)になると同社は説明しており、これにより生産性を飛躍的に加速させるスペックを獲得したとアピールしている。

ストレージには、PCIe Gen.4接続の「第四世代 ハイスピードSSD」を採用しており、6GB/s越えるシーケンシャルリードを実現。ファイルコピーやアプリケーション起動など、日常的な作業をより快適なものとしている。量販店取り扱いモデルは512GBとなっているが、公式通販のBTOモデルでは256GB/512GB/1TB/2TBから選択可能となっている。

セキュリティ面に関しては、この度人感センサーを搭載。PCの前に着座するとユーザーを検知して自動的に顔認証、PCに一切触れることなくログオンを済ますことができるほか、離席の際もセンサーが感知、自動でロック状態に移行するなど、利便性を強く打ち出した機能となっている。オプションとして、スマートフォンなどから現在位置の確認やリモートロック、データ消去命令などを行えるソリューション「TRUST DELETE for VAIO)」を用意されている。

インターフェースは、Thunderbolt 4対応のUSB Type-C端子×2、HDMI×1、3.5mmオーディオプラグ×1と非常にシンプルな構成。こちらもオプションとして「Type-C 4Kマルチモニター ドッキングステーション」、「TYPE-C ドッキングステーション」を用意し、拡張性をもカバーするほか、主要キャリアの5G回線に対応するとしている。

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