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解像度は2,960×1,440ドット

サムスン、「Galaxy S8」「Galaxy S8+」発表。ベゼルレス/18.5対9の有機EL「Infinity Display」搭載

2017/03/30 編集部:風間雄介
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韓サムスン電子は、新スマートフォン「Galaxy S8」「Galaxy S8+」を発表した。米国では4月下旬に発売する。

両機の外観上の特徴はディスプレイ部にある。本体の前面の80%以上をディスプレイが占め、Galaxy S7に比べて18%も画面が大きくなっている。

「Galaxy S8」

Galaxy S7(左)と新モデルの比較。ディスプレイ部が大きく占有していることがわかる

Galaxy S8は5.8インチ、Galaxy S8+は6.2インチの有機ELディスプレイを搭載。同社では「Quad HD+ Super AMOLED Infinity Display」と呼称している。解像度は両機とも2,960×1,440ドットで、画素密度はGalaxy S8が570ppi、Galaxy S8+は529ppi。

前面ディスプレイはエッジ部がカーブしており、ベゼルがほとんど無く、物理ボタンも無い。ディスプレイは縦方向に大型化したが、本体の横幅はこれまでの機種とほとんど変わりないという。

横向きにしたときのGalaxy S8の画面の縦横比は18.5対9で、Netflixなどが最近になって注力している21対9の動画も、それほどディテールを損なわずに視聴できると主張している。なお両機はHDRにも対応しており、UHD AllianceのHDR PREMIUM認証も取得している。


プロセッサーは10nmプロセスルールで作られたオクタコアのものを搭載。RAMは4GB(LPDDR4)で、フラッシュメモリーは64GB。microSDカードは256GBまでサポートする。OSはAndroid 7.0。

カメラは、背面カメラが12メガピクセル/F1.7のデュアルピクセル仕様で、前面カメラも8メガピクセル/F1.7。背面カメラはデュアルカメラではない。動画では4K/30fpsでの撮影に対応する。

各部のスペック

Bluetoothはバージョン5.0。Bluetooth LEで最大2Mbpsの通信が可能。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acに対応する。防水・防塵性能はIP68で、急速充電機能も備える。バッテリーの容量はGalaxy S8が3,000mAh、Galaxy S8+が3,500mAh。米国では本体カラーとしてMidnight Black、Orchid Gray、Coral Blue、Arctic Silver、Maple Goldの5色を用意している。

また機能面では、独自の音声アシスタント機能「Bixby」を利用可能。そのほかキーボードやモニターをつなげ、デスクトップ環境でも使用できる「DeX」というソリューションも発表した。

さらにサウンド面では、3.5mmイヤホン端子を搭載。AKGチューニングのイヤホンもバンドルする。32bitのPCMや5.6MHzまでのDSD再生にも対応する。

そのほか同社は、4K対応の新しい「Gear 360」カメラも同時に発表している。

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