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256GBモデルも

9.7インチの「iPad Pro」登場。4K撮影/4スピーカー、Pencil対応で3月31日発売

公開日 2016/03/22 07:05 編集部:風間雄介
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Appleは、画面サイズが9.7インチのiPad Proを発表した。3月24日から注文を受け付け、3月31日から販売を開始する。シルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色展開。

9.7インチiPad Pro

4色をラインアップする

Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの2種類を用意。それぞれ、内蔵メモリーは32GB/128GB/256GBの3モデルをラインナップする。バージョンと価格(すべて税抜)は以下の通り。

【Wi-Fiモデル】
 32GB…66,800円
 128GB…84,800円
 256GB…102,800円

【Wi-Fi+Cellularモデル】
 32GB…82,800円
 128GB…100,800円
 256GB…118,800円

同社は12.9インチのiPad Proも販売しているが、これに続くiPad Proの第2弾。純正キーボード「Smart Keyboard」や同じく純正のペン型入力デバイス「Apple Pencil」にも対応した。Apple Pencilは11,800円、9.7インチiPad Pro用Smart Keyboardは16,800円。なお、従来の9.7インチモデル「iPad Air 2」も引き続き販売を続ける。

画面解像度は2,048×1,536ピクセルで、画素密度は264ppi。12.9インチのiPad Proは解像度が2,732×2,048ピクセルなので、総画素数は9.7インチの方が少ないが、画素密度は同等。色域は12.9インチモデルのディスプレイより広い。また4チャンネルの環境光センサーを使い、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を自動的に適応させる「True Toneディスプレイ」も採用している。

9.7インチモデルと12.9インチモデルの比較

プロセッサーはA9X、コプロセッサーはM9。A9Xの処理速度はiPad Air 2の最大1.8倍、同グラフィックパフォーマンスは最大2倍。Wi-Fiは802.11a/b/g/n/acに対応し、Bluetoothのバージョンは4.2。

カメラは12メガピクセルのiSightカメラで、12.9インチモデルの8メガピクセルから強化。4K動画(3,840 x 2,160、30fps)の撮影にも新たに対応し、動画撮影時の手ぶれ補正も強化した。

そのほかLivePhotosの撮影、Focus Pixelsを使ったオートフォーカス、True Toneフラッシュなど、iPhoneの上位機種に搭載されている機能も装備し、カメラ機能を大きく進化させた。レンズは5枚構成でF2.2。サファイアクリスタル製のレンズカバーも奢っている。全般的にカメラ機能は12.9インチiPad Proを大きく上回る。

オーディオ機能も強化し、筐体の4隅にそれぞれスピーカーを装備する。また3.5mmのヘッドホン端子も引き続き搭載する。そのほかTouch ID対応のホームボタン、キーボード接続用のSmart Connector、Lightningコネクターなどを装備している。

バッテリーは27.5Whで、Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生で最大10時間の利用が行える。

外形寸法は169.5W×240H×6.1Dmm。質量はWi-Fiモデルが437g、Wi-Fi+Cellularモデルが444g。

同梱物は9.7インチiPad Pro本体、Lightning-USBケーブル、USB電源アダプタ。

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