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ドコモの下取りプログラムが充実

どこがお得?「iPad Air 2」「iPad mini 3」の機種代金やキャンペーンを3キャリアが発表

2014/10/18 ファイル・ウェブ編集部
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ソフトバンクモバイル、NTTドコモ、KDDIの3社は、10月下旬から発売するアップルの新タブレット「iPad Air 2」「iPad mini 3」(関連ニュース)の機種代金や特典キャンペーンを相次いで発表した。

アップル「iPad Air 2」

なお、ソフトバンクモバイルとNTTドコモの2社は、価格発表前の18日午前0時から予約受付を開始している。一方のKDDIは、あらかじめ機種代金や各種割引プランを発表し、予約受付は19日9時から開始する予定だ。

まず機種代金と毎月割について見ていくと、KDDIとソフトバンクは全く同じ金額となっている。発表時間はソフトバンクが一番遅かったので、KDDIの価格にソフトバンクが合わせた格好だ。具体的には以下の通りで、支払い総額、毎月の支払額、実質負担金に至るまで全く同じだ。

ソフトバンクモバイルの「iPad Air 2」機種代金


ソフトバンクモバイルの「iPad mini 3」機種代金


KDDIの「iPad Air 2」「iPad mini 3」機種代金

一方、ドコモはKDDI/ソフトバンクに比べると若干高めになっている。とは言え、月々の実質負担金にならせば、数十円の差でしかない。具体的な価格は以下の通り。

ドコモの「iPad Air 2」「iPad mini 3」機種代金

機種代金や月々割はほぼ横並びで大きな差がないため、Wi-Fi+Cellularモデルのキャリアを選ぶ際はキャンペーンや下取りプログラムが重要になってきそうだ。

下取り価格はドコモが優勢

下取りプログラムについては、ドコモとKDDIがを大々的に展開する。両社とも10月下旬の発売日から11月30日までの期間限定実施としてアナウンスしている。

下取り価格はドコモがこちら(PDF)、auがこちらに掲載しているが、ドコモはWi-FiモデルもWi-Fi+Cellularモデルも区別なく、モデルと容量のみでざっくりと下取り価格を設定しているのに対して、auはWi-Fi+Cellularモデルの下取り価格を高めにするなど、細かく設定を行った。

最大下取り価格はKDDIが22,000円、ドコモが21,600円だが、これはiPad Air Wi-Fi+Cellularモデルの場合。全体的にはドコモの方が下取り価格が高く、下取りの利用を考えているのならおすすめだ。

ドコモは3つのキャンペーンを用意

キャンペーンについては、ドコモが3つ用意した。1つは「iPadボーナスパケットキャンペーン」で、iPadを購入し、新料金プラン(「データプラン(スマホ/タブ)」および「パケットパック」または「シェアオプション」)に申し込むと、最大13か月間、毎月利用可能データ量を1GB増量するというもの。

ドコモのキャンペーンの2つ目は「データプラン得得キャンペーン」で、これは9月1日から継続して実施しているもの。対象機種を購入し、かつXi契約の回線で「月々サポート」を申し込んだユーザーが対象となる。最大3か月間「月々サポート」が1,080円(税込)増額となり、ボーナスパケットが1GB増量される。

ドコモのキャンペーン3つめ「家族まとめて紹介割」も9月1日から継続して実施中のもの。家族がいっしょに「カケホーダイ&パケあえる」のシェアパックへ加入し、対象機種(iPadやiPhone、Xiスマホ/タブレット)を2台以上購入すると、最大10,800円(税込)を割引く。またシェアパックやMNPでの乗り換え、iモードケータイからの機種変更などにより、さらにボーナス還元する。

KDDIは豊富な料金プランやセット割を展開

KDDIは、様々な料金プランやセット割引を用意した。

「ゼロスタート定額」は、最大2年間、基本使用料(データプラン)が0円/月〜5,122円(税込)/月になるというもの。加えてインターネット接続サービスも、使わなければ0円、使った場合は324円となる。セルラー通信を使わない月がある場合はかなり低額で運用できる。

「ゼロスタート定額」の適用には、ゼロスタート定額用の「auスマートバリュー」もしくは「スマホセット割」の適用が必要となる。ただしデータ利用量11.5Mで基本使用料が最大の5,122円に達するため、少しでもデータ通信を利用する場合、逆に割高になる可能性もあるので注意が必要だ。

「スマホセット割」はその名の通り、iPhoneなどのauスマホを契約している場合、基本使用料が最大2年間4,607円(税込)/月になるというもの。通常の基本使用料は6,156円(税込)/月のため割安感がある。たとえば本割引を適用し、「iPad Air 2」の64GBモデルを購入した場合、機種代金の実質負担金970円と合わせ、毎月の支払額(2年間)は5,901円となる。

なおスマホセット割では、4G LTE スマホで、かつデータパケット定額サービスと組み合わせると、スマホとiPadでデータ容量を分け合えるデータシェアも用意されている。この場合の基本使用料は3,078円(税込)/月となり、さらにお得感が高い。



主にドコモとKDDIの下取りプログラムやキャンペーンについて紹介したが、まだどのキャリアが良いかを判断することは難しい。ソフトバンクモバイルが機種代金しか発表しておらず、記事執筆時点で、キャンペーンについて「決まり次第ご案内します」としているからだ。続報があり次第お伝えしたい。

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