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フロントカメラ強化でセルフィー写真も撮りやすく

ソニーモバイル、「LDAC」対応/Android 5.0搭載スマホ「Xperia Z4」

公開日 2015/04/20 12:01 編集部:小野佳希
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そして2013年の「Xperia Z」以来、フラグシップであるZシリーズに「他分野で培った技術を惜しみなく投入してきた」と言及。その上でXperia Z4を「これまでの資産を継承しながらひとつの完成形となった、Zシリーズの新たなフラグシップモデル」と表現した。

ソニーモバイル 十時氏

なお、高付加価値モデルに注力することについては、「スマートフォンの価格帯は、世界的に見ると100ドルから1500ドルくらいまでと非常に幅広い。ラフにいうとその上半分に注力していくということだ」と説明。そのほか、通信事業者(キャリア)に先立って単独で製品発表会を開催したことについては「バルセロナ(Mobile World Congress)でフラグシップモデルの発表を見送ったこともあり、このタイミングで説明するのが最適だろうと判断した」という。

製品の特徴説明を担当した同社シニアバイス・プレジデント デザイン・商品企画部門 部門長の田嶋知一氏は、今回のXperia Z4で「カメラスマホを極めることを目指した」と説明。大型センサー、広角25mmのソニーGレンズ、BIONZといった技術や数々の新機能によって「現時点でのカメラスマホの完成形として仕上がったのではないか」と自信を見せた。

ソニーモバイル 田嶋氏

なお、高画素化を果たすなどしたフロントカメラについては「重点的に強化した」とコメント。「フロントカメラは(自撮りなどで)コミュニケーションを誘発するためのカギであると考えた」とし、「フロントカメラから始まる新しいコミュニケーション体験を提供していきたい」と続けた。

そして、デザイン、カメラ体験、エンタテインメント体験の3点が「Zシリーズのお客様へのお約束」だと表現。この“約束”を実現するために、オクタコアCPUで快適な操作感を実現したこと、高速通信規格への対応でリッチコンテンツを利用しやすくしたことなどを紹介する。

また、UIにおいてはAndroid 5.0 Lolipopのマテリアルデザインを最大限に活用したと説明。「マテリアルデザインに適応した上で、カラーパレットなどXperiaのスパイスを要所要所に挟み込んだ」とし、「独自のスパイスが気持ちのよい使用感を生み出す」とアピールした。

マテリアルデザインにXperiaのスパイスを融合させたと説明

「独自スパイス」は6種類

以下、質疑応答の模様をレポートする。

Q.フラグシップの発表間隔を年1回に見直すという話が以前にあった。だが、今回はXperia Z3から半年ほどしかたっていないがどういった意図があるのか。

A.中期的な方向性として年1回に持っていくということを考えているが、個別のキャリアの動向や市場の動向にあわせて多少の調整はあるとお考えいただければと思う。

Q.今回のモデルの海外展開予定はどうなっているのか。

A.一部海外での販売を検討している。決定したら改めて紹介したい。

Q.一部海外での展開を検討中とのことだが、フラグシップモデルということでグローバル展開されるのかなと思っている。グローバル展開ということで、欧米や中国市場をどう捉えているのか。

A.海外展開の全体像についての質問だと理解したが、APECや中南米は依然として成長市場だと見ている。我々のブランドが強く成長も見込める市場については引き続き積極的にやっていきたい。

Q.中国での展開予定はどうなっているのか?

A.海外展開は検討中なので詳細は言えない。

Q.販売されるキャリアは決定しているのか。また、このタイミングでの発表が最適ということだったが、その意味をもっと具体的に聞きたい。

A.キャリアについてはまた適切なタイミングで発表したい。準備が整ったのがこのタイミングなので、今夏の投入ということを考えるとこのタイミングで紹介するのがよいだろうと判断した。

Q.日本市場の位置付けはどう捉えているのか。キャリア未定ということだが、ドコモの2トップ戦略からそろそろ2年が経ち、2年縛りで契約したユーザーの買い替えタイミングなども睨んでのことなのか。

A.日本市場は依然として最も重要な市場だと見ている。我が社の市場シェア、収益性を総合的に考え、最も重要な市場だ。2年縛りについては経営戦略で説明したように、Xperiaのお客様が拡大していて、買い替えで購入してもらえるお客様も増えている。新規で獲得するよりも収益性がよいこともあり、Xperiaの既存ユーザーに続けて買い替えていただけるように取り組んでいきたい。

Q.経営再建について聞きたい。今期は赤字が残る見通しだが、来年度以降の黒字化についてどのように取り組んでいくのか。

A.ポートフォリオの見直しなど、いろんな意味での効率化に注力していきたい。中期的に最も重視しているのは商品力の強化だ。できるだけユニークなもの、新たなユーザー体験を提供することが重要だと考えている。

Q.十時体制で、スマホ市場におけるソニーがどうなっていきたいと考えているのか改めて聞きたい。

A.ソニーの技術をこれまでZシリーズに注ぎ込んできた。基本的なところを今後も研ぎ澄ましていきたい。スマホはかなり日常生活に浸透しているものものであり、基本的なところを研ぎ澄ましていくのは重要だと考えている。

Q.SIMロック解除義務化について聞きたい。今夏発売ということで、SIMロック解除義務化の対象となるモデルだが、この義務化をどう受け止めているか。

A.見定めが難しい部分もあるが、今後の動向を注意深く見て行きたい。SIMロック解除が義務化されてもキャリアとの関係はこれまで同様続けていく。

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