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5月23日発売/実売9,800円前後

ソニーモバイル、ウェアラブル端末「SmartBand SW10」日本投入

公開日 2014/05/08 10:04 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーモバイルコミュニケーションズは、4K動画撮影やハイレゾ対応のスマートフォン「Xperia ZL2」や、タブレット「Xperia Z2 Tablet」、ウェアラブル端末「SmartBand SW10」の日本市場投入を発表した。本稿ではウェアラブル端末「SmartBand SW10」について紹介する。

SmartBand SW10


ライフログ記録に加えてWALKMANアプリの操作なども可能

MWC2014で発表していたリストバンド型ウェアラブル端末(関連ニュース)の日本導入が正式発表された格好。日本では5月23日に発売し、価格はオープンだが9,800円前後での実売が予想される。標準カラーはブラックだが、「コア」部分を付け替えて使用するカラーバンドも発売を予定している。

リストバンド部のカラーバリエーションも発売予定

Android 4.4以上でBluetooth 4.0(Bluetooth Low Energy)対応のXperiaスマートフォンと組み合わせて使用でき、現時点では同時発表の「Xperia ZL2」に対応。BluetoothはNFCにも対応している。

加速度センサーとBluetoothを内蔵した「コア」部分をリストバンドにはめ込んで使用し、16KBのRAMと256KBのROMを内蔵。IP58相当の防水防塵性能も有している。バッテリー持続時間は通常使用時で約5日で、充電はmicroUSB端子経由で行う。

CORE(コア)をはめ込んで使用する

本機を装着してXperiaと組み合わせることで、日々の活動「ライフログ」を記録可能。歩数カウントや睡眠時間、消費カロリーといったフィットネス系の記録だけでなく、Xperiaで撮影した写真や聞いた音楽、再生したYouTube動画、通話やSMSの履歴なども記録しておける。また、日々の生活のなかで忘れたくない瞬間や感動した際に、本機のボタンを2回押すと、その瞬間を「ライフブックマーク」として記録しておくことができる。

こうした収集したデータは、専用アプリ「Lifelogアプリケーション」で管理。SEN(Sony Entertainment Network)アカウントでログインすることで、SmartBandで収集した各種データをグラフィカルに確認できる。また、天気情報や地図情報なども確認できるほか、1日の活動を自動再生して振り替えることのできる「Play the day」機能を利用したり、歩数や消費カロリーなどの目標値を自分で設定しておくことなどもできる。

そのほか、加速度センサーが睡眠サイクルを分析し、ユーザーが設定した起床時間にあわせ、起床するのに最適な眠りの浅いタイミングで本体が手元で振動し、目ざまし通知をする「スマートウェイクアップ(快眠アラーム)」機能も搭載する。

また、本体のセンサー部分をタップすることで、音楽の再生・停止・曲送り/曲戻し等、XperiaのWALKMANアプリを手元で操作できるほか、電話の着信やSMSの受信、Facebook等のSNSの更新の際に本体が振動し、手元で通知。SmartBandとスマホとのBluetooth接続が切れた際に手元で振動して知らせる「接続範囲外アラート(端末紛失防止)」機能も備えている。

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