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新たなビジネスモデルの1つ

サブスク型“グッズ福袋”「サプライズボックス」に手塚オールスターズ登場

公開日 2021/03/02 19:07 ファイル・ウェブ編集部
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オーディオ・ホームシアターファンにとっては動画配信サービスの「Netflix」や「Hulu」、あるいは音楽配信サービスの「Apple Music」や「Spotify」など、サブスクサービスはだいぶ身近な存在となっている。

サブスク(サブスクリプション)サービスとは、商品やサービスごとに代金を払うのではなく、一定期間の利用代に対して定期的に代金を支払う方式のことである。

動画や音楽は「月額課金」「定額制」という従来型の概念に近いが、サブスクにはそのほかにも「商品を一定期間で貸し出し・借り換えできるもの」や、「日用品や消耗品が定期的に届くもの」などがある。モノを個人所有するより、共有するほうが、よりサステナブル(英:Sustainability=人間・社会・地球環境の持続可能な発展)であるといった考え方にもマッチしている。

そんなサブスクの一風変わったバリエーションとして、日本初のサブスク型キャラクターグッズ提供サービス「サプライズボックス(SURPRISE BOX)」が人気を集めている。直訳すると「びっくり箱」であり、何が出てくるか分からないオリジナルのキャラクターグッズの玉手箱のようなものである。そう聞くと、日本人なら “福袋” を思い浮かべるかもしれない。


毎月、大好きなキャラクターのオリジナル商品が詰まった福袋が届くというサービスで、サステナブルというより、どちらかというと「定額制」の意味合いのほうが強い。しかしながら熱狂的なファンからすれば、オリジナルグッズが次々と揃うわけなので、むしろファンクラブサービスに近い。

「サプライズボックス」サービスの提供フロー

サービスは、ラインナップされたキャラクター名から、ユーザーが選択して申し込む。プランは基本的に月額10,500 円/ 5,500 円/ 3,500 円の3コースある。商品は上位互換で、価格の高いほうが安いほうの商品を必ず含んでいる。また提供期間はキャラクターにより様々で、3カ月や6カ月や隔月、不定期などさまざまに設定されている。

最新キャラクターのラインナップを見てみると、「うしおととら」、「どこでもいっしょ」、「こぎみゅん」、「SSSS.GRIDMAN」、「カピバラさん」、「サンリオ男子」、「SHOW BY ROCK!!」、「刀使ノ巫女 & 刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火」など。2月10日から新たに「手塚治虫キャラクター」がスタートしたばかり。ほかにもアニメ・漫画・ゲームキャラクターのほか、Vtuberキャラクター、タレントやアスリートのグッズなど、これまで500種類以上のキャラクターが登場したというから驚きだ。

提供中のキャラクターの一例

では、ユーザー視点ではなく、ビジネス視点で見てみよう。IP(intellectual property=知的財産)ビジネスと考えると、すでに500IPが「サプライズボックス」を利用しているというのは、なるほど実にスマートな商売といえるのかもしれない。

(C) Tezuka Productions

「サプライズボックス」は、株式会社Smarprise(スマ―プライズ)が2019年にスタート。実績を積み重ねてきている。IPを提供する会社は、IPの素材提供と使用監修をするだけ。より多く販売するためには宣伝協力もしたほうがいい。通常、キャラクターグッズを作って販売するには、グッズの企画や制作はもちろん、決済や配送などを管理しなければならない。「サプライズボックス」は、それらがすべて委託できるのだ。

アイテムは、ティーカップ、ぬいぐるみ、トートバッグ、ブランケット、オリジナルカード、折りたたみ傘、ボディーバックなど生活雑貨から、防水スマホケースやビーチボール等のシーズンアイテムまで数百種類のグッズを展開している。ひとつのオリジナル企画を考えるだけでも、相当な労力なので、これは理にかなっている。

さらには2020年のコロナ禍の中で、リアル店舗での販売が鈍っているキャラクターグッズのIP会社は、新しい通販販路として見ているという。ファン心理からも、IPビジネスからもWinーWinで、ますます注目のサブスクビジネスと言えそうだ。

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