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USBポート3つ搭載で拡張機能も充実

BenQ、A4サイズの軽量コンパクトな教育・ビジネス向け短焦点プロジェクター「EU610ST」

公開日 2024/04/12 19:54 編集部:岡本雄
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ベンキュージャパンは、教育・ビジネス向けのAndroid OS内蔵DLP短焦点プロジェクター「EU610ST」を4月19日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込188,000円前後での実売が想定される。

BenQ「EU610ST」

Android OS搭載プロジェクターとしては国内屈指の軽量コンパクト設計だとする短焦点モデル。外形寸法が約A4サイズ(約31cm×24cm)、質量が約2.9kgと誰でも持ち運びやすく、1.94m〜2.3mの距離から約100インチの映像を投写できるため、プロジェクターに取り回しの良さが求められる教育現場やビジネスの場でのニーズに応えるとアピールしている。

無線環境がなくても本機自体がアクセスポイントとなって、様々なデバイスからミラーリングができる。Wi-Fiを内蔵するため、ミラーリングにアプリのダウンロードは不要。Google Cast、AirPlayに加え、本機ではMiracastでのミラーリングも可能になった。また、ビジネスにおいては、個人所有のデバイスを業務に使うBYOD(Bring Your Own Device)との親和性も高いとしている。

軽量コンパクト設計で、様々なデバイスからのミラーリングが可能。教育現場やビジネスで使いやすい

投写方式には、経年劣化に強いとされる単板DLP方式を採用。明るさが3,800ANSIルーメン、パネル解像度がWUXGA(1,920×1,200)と、従来機種「EW800ST」からアップグレードされており、さらに明るく鮮明な映像を実現したと説明している。これにより、明るい会議室や日中の教室でも使用可能で、近年の主流となってる高解像度ディスプレイを備えたPCといったデバイスとの連携にも対応し、これまで以上に幅広い場面で活用できるとする。

加えて、1.2 倍の光学ズーム機能や最大30度の縦横台形補正機能、映像の四隅をスクリーンと合わせる角合わせ機能などが追加されており、これまで以上に柔軟な設置や取り回しを可能にしたとのことだ。

拡張性の面ではUSBポートを3つ搭載し、キーボードやマウス、USBウェブカメラなどの周辺機器の接続ができる。さらにメモリリーダー機能も備えており、USBメモリに保存されたコンテンツを、PCを経由することなく再生可能だ。


背面端子部。拡張機能を備えたUSBポートを3つ搭載
コントラスト比は20,000:1、色再現性は約10億7,000万色。スピーカーは5W×1基を内蔵。入力端子はHDMI入力(2.0)×1基、ミニD-sub15ピン×1基、3.5mmジャック×1、出力端子は3.5mmジャック×1基をを備える。

外形寸法は約312W×110.3H×238.9Dmm、本体質量は約2.9kg。付属品として、ワイヤレスドングル、専用リモコン、電源ケーブルなどを同梱する。

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