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NOBUNAGA Labsのケーブルを付属

Pai audio、6BA+1DD構成のハイブリッド型ユニバーサルIEM「PLllSEN777」

公開日 2024/01/24 12:02 編集部 : 伴 修二郎
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ワイズテックは、Pai audio(パイオーディオ)の6BA+1DD構成ハイブリッド型ユニバーサルIEM「PLIISEN777」を、1月26日(金)よりe☆イヤホンとフジヤエービックで発売する。価格はオープンだが、税込64,800円前後での実売が予想される。

「PLIISEN777」

Pai audioが培ってきたイヤホン開発の技術や知識を最大限に盛り込んだ集大成となるユニバーサルIEM。エンジニアによる卓越したサウンドチューニングが優れた分離感と空気感を強調し、緻密な描写と豊かな響きで「かつてないほどのリアルサウンドを実現する」とアピールしている。

バランスド・アーマチュアドライバー(BA)を高域に2基、中域に4基、低域にはダイナミックドライバー1基を備える計7ドライバーのハイブリッド構成を採用。低域・中域・高域で帯域分割を行うことで、音の細部まで繊細に再現した臨場感あるリアルなサウンドを実現するという。

高域は優れた分解能を持つBAドライバー2基を採用し、音の輪郭を明確に再現。優れた分解能と伸びやかさを重視したことで、自然で透明感の高いサウンドを実現する。中域は楽器や声のリアリティを引き出すBAドライバー4基により、濃密できめ細かな再現力と低・高域の自然な音の繋がりを可能にするという。

低域は本モデルに最適化された10mm径のカーボンナノチューブダイアフラムダイナミックドライバーを採用。非常に軽量かつ強い強度を誇るカーボンナノチューブを採用することで、量感がありながらレスポンスに優れた歯切れの良い低域表現を可能にするとのこと。

シェルは高精度3Dプリントで成形され、長時間のリスニングでも快適な着け心地なトップクラスのフィット感を提供する。フェイスプレートには目が細やかで木肌がなめらかな天然木を採用。艶のあるコーティングを施すことで、高級感がありながらも上品なデザインに仕上げられ、天然木の特性上、模様や色合いは製品ごとに異なる。

フェイスプレートには目が細やかで木肌がなめらかな天然木を採用

ケーブルには4芯構造の高純度無酸素銅(OFC)に銀メッキを施したNOBUNAGA Labsの3.5mm3極アンバランスケーブルを付属する。伝送ロスを抑え、効率的な信号伝達を可能にする高純度無酸素銅(OFC)に銀メッキを施し、明瞭な高域とキレのある低域、繊細でレスポンスの速いサウンドを実現するという。

付属のNOBUNAGA Labsケーブル

外被には柔軟性・耐久性に優れた特性を備える高品質PVCを採用。非常にしなやかで取り回しがしやすく、快適な使い心地を実現する。コネクタはカスタム2pin(0.78mm)を採用してリケーブルに対応。プラグは3.5mmステレオミニのストレートプラグ、ケーブル長は120cm。

付属品にはイヤホンの持ち運びに便利なキャリングポーチやシリコンイヤーピース3サイズを計4ペア(S×1/M×2/L×1。Mサイズ1ペアは本体に装着済)を同梱する。

付属のキャリングポーチ

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは32Ω、音圧感度は125dB。本体質量は約10g(ケーブル含まず)。オプションとして別売で、付属ケーブルのプラグを4.4mm 5極バランスにした「NL-PLOP4.4」も同時発売する。予想実売価格は税込10,000円前後。

オプション品「NL-PLOP4.4」

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