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最大98インチもラインナップ

LG、4Kテレビ「QNED TV」「QNED Mini LED TV」に2024年モデル。「α8 AI Processor」搭載

公開日 2024/01/05 15:58 編集部:長濱行太朗
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LGエレクトロニクスは、米ラスベガスで開催されるテクノロジー見本市「CES2024」にあわせ、4K液晶テレビの新モデルとして、“QNED TV”「QNED80」、および“QNED Mini LED TV”「QNED85」と「QNED90」を発表した。

最新世代の「QNED」「QNED Mini LED」モデルを発表

QNEDは、量子ドットと「NanoCellカラーテクノロジー」を組み合わせた同社独自技術で、今回のQNED80にはその最新世代を投入。鮮明な映像と色再現性の向上によって、没入感の高い映像再現を成し得たという。

そして、バックライト技術にMini LEDを採用したQNED Mini LEDモデルのQNED85とQNED90は、高精度で正確性にも富んだバックライトのローカルディミング技術によって、鮮やかなコントラストと卓越した明るさを実現したと説明。

QNED90は、20bitの精度で処理するグレースケールも備えているため、鮮やかなコントラスト表現に寄与しているという。

高画質エンジンにはAIプロセッサー「α8 AI Processor」を搭載しており、前モデルよりも1.3倍のAI性能、2.3倍の高画質処理、そして1.6倍の処理速度を可能にしているとのこと。

映像モードの「AI映像プロ」では、最先端のディープラーニングに基づいた高画質処理を実施。シーン内における被写体の顔、物体と背景などを適切に区別し、テクスチャーを細かく表現してリアリティの高い映像を再現するという。

また、「ダイナミックトーンマッピングプロ」では、ブロック毎に分割した画像をリアルタイムで分析。最も暗い部分と明るい部分の領域を検出することで、映像のコントラストを最適化する。なお、ユーザーの嗜好を学習して、ユーザーの好みに映像に簡単に調整することができる「パーソナルピクチャーウィザード」も前モデルから継承している。

音質面では、「AIサウンドプロ」によって、バーチャル9.1.2chサウンドを実現。また、「WOW Orchestra」によって、同社のサウンドバーと組み合わせた際に、テレビのスピーカーとシームレスに繋がった3Dサウンド再現が可能だという。

最新バージョンにアップグレードされた「webOS」は、ホーム画面のGUIをブラッシュアップ。ホーム オフィス/ホーム ハブ/スポーツ/ゲームなど、コンテンツの属性に適したグループ表示を行うことで、さらに手軽にコンテンツを選べるようになった。AirPlayやChromecastにも対応し、スマートフォンなどのモバイル機器とも連携できる。

43/50/55/65/75/86/98インチといった、幅広いユーザーニーズに応えるインチラインナップを用意。QNED80とQNED85は、29mmというスリムデザインのベゼルを採用し、インテリアにもマッチするよう配慮している。

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