HOME > ニュース > LG、世界初となる4K/120Hz映像・音声のワイヤレス伝送を実現した有機ELテレビ「OLED M3」

97インチ・77インチの2サイズ

LG、世界初となる4K/120Hz映像・音声のワイヤレス伝送を実現した有機ELテレビ「OLED M3」

公開日 2023/11/20 12:51 編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
LGエレクトロニクス・ジャパンは、世界初の4K/120Hzワイヤレス有機ELテレビ「OLED M3」シリーズを2024年2月上旬に発売する。97インチの「OLED97M3PJA」(受注生産)、77インチの「OLED77M3PJA」の2モデルを用意。価格はオープンだが、97インチが4,290,000円前後、77インチが990,000円前後(ともに税込)の実売が予想される。

「OLED77M3PJA」

端子やチューナーのある「ZeroConnect Box(ゼロコネクト・ボックス)」からディスプレイに無線接続する有機ELテレビ。コードを気にせずインテリアを最優先した設置を可能とする「配線フリー」「ロケーションフリー」「ストレスフリー」の3つのフリーを実現すると同社はアピールする。なお、ディスプレイとZeroConnect Boxはそれぞれ電源ケーブルの接続が必要となる。

「ZeroConnect Box」

ZeroConnect Box からディスプレイへ伝送される4K/120Hzの膨大な映像・音声データは、60GHz帯域でワイヤレス伝送され、一般的なWi-Fiとは帯域が異なるため、混線による通信障害の心配が無いと説明する。

映像エンジンには、独自開発のリアルタイムAIプロセッサー「α9 AI Processor Gen6」を搭載。人の肌を自然なトーンにし、文字テロップもハッキリと読みやすくする「AI映像プロ」、映像のジャンルとシーンをAIが分析し、それぞれに合わせた臨場感あふれるバーチャル 9.1.2chサウンドに変換する「AIサウンドプロ」を搭載し、画質と音質を最適化。地上波でもネット動画でも、あらゆるコンテンツに合わせて美しく鮮明な映像と豊かなサウンドを提供する。

映像エンジンー「α9 AI Processor Gen6」を搭載

画質調整機能として、簡単にユーザーの好みに合わせた画質に設定できる「パーソナルピクチャーウィザード」を搭載する。画面の案内に従い、表示された画像から好みの画像を1〜2枚選択し、これを数回繰り返すことで、AIがユーザーの好みを判別。8500万通りの中から、案内に即した映像モードで視聴ができるようになる。

ゲーミング機能も0.1msの応答速度に加え、「NVIDIA G-SYNC Compatible」「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」に対応、VRR、ALLMをサポートする。ゲームオプティマイザやダッシュボードによる設定機能、GeForce NOWによりクラウドゲーミングに対応する。

「OLED96M3PJA」(受注生産)

OSには独自の「webOS 23」を採用。アカウントごとのおすすめコンテンツの表示、ホーム画面パーソナライズに対応する「マイプロフィール」機能、頻繁に使用するアプリをすぐに起動することができる「クイックカード」機能などを備える。

壁掛け用の取り付け金具がテレビ本体の中に収まる「One Wall Design」を採用。取り付け時には壁掛け工事が必要となるが、壁面にぴったり密着して設置できるので、視聴距離が気になる部屋でも大画面を楽しめるとしている。

壁ぴったりにTVを設置できる「One Wall Design」を採用する

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック