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2基の独立した水晶発振器を搭載

FiiO、税抜9,000円の2.5mmバランス対応Bluetoothアンプ「BTR3K」

2020/05/15 編集部:杉山康介
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エミライは、同社が取り扱うFiiOのBluetoothアンプ「BTR3K」を5月22日より発売する。価格はオープンだが、税抜9,000円前後での実売が予想される。

BTR3K

DAC +アンプ統合型のチップ「AK4377A」を左右独立構成で2基搭載し、低ノイズ、底歪と高出力を両立。加えて上位機種「BTR5」にも搭載される、22.5792M / 24.576MHzデュアル・クリスタルオシレーターを採用したことで、ジッターの大幅な低減とオーディオ安定性の向上を実現したという。

出力端子として3.5mmシングルエンドに加え、2.5mmバランス出力を搭載。接続するイヤホン/ヘッドホンの種類を自動的に認識し、機種に応じて出力を調整するという。SN比は122dBで、歪は-107dB、出力はシングルエンドが25mWでバランスが78mW。USB-C端子で接続し、48kHz/16bitのPCM音声までに対応するUSB-DACとして使用することも可能。

3.5mmシングルエンドに加え、2.5mmバランス出力を搭載

BluetoothレシーバーにはQualcomm製「CSR8675」を採用しており、バージョンは5.0、コーデックはAAC / SBC / aptX / aptX LL / aptX HD / LDACに対応。接続するコーデックによってインジケーターの色が変わる仕様となっている。

接続コーデックによってロゴ部分のインジケーターの色が変わる

マルチポイント接続に対応し、最大2つのBluetoothデバイスとのペアリングを記憶可能。マイクと通話コントロール機能に加え、Qualcomm製の第8世代cVcノイズキャンセルテクノロジーを搭載するため、バックグラウンドノイズを抑制し、クリアな通話が可能だという。また、SiriやGoogleアシスタントなど、スマホの音声アシスタントにも対応する。

連続再生時間は約11時間(シングルエンド時)で、充電時間は1.5時間。外形寸法は58×25×11mmで、質量は23.5g。ストラップや取り外し可能な背面クリップなどが付属する。

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