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テレビ含むアプライアンス分野は前年同期並の売上

パナソニックの'18年2Q決算、増収も固定費増や原材料費高騰でわずかに減益

公開日 2018/10/31 18:05 編集部:小野佳希
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パナソニックは、2018年度第2四半期の連結業績を発表。売上高は前年同期比4%増の4兆82億円で、営業利益は1%減の1,952億円となり、1,136億円(前年同期比4%減)の四半期純利益を計上した。

売上高では、国内においてアプライアンスのコンシューマ向け販売が減収となったものの、車載関連やパナソニック ホームズなどの増販により、全体で増収となった。海外においてはエナジーやオートモーティブなどの車載関連、エナジーシステムの電材事業やプロセスオートメーションの実装機事業が引き続き好調で増収となった。

営業利益では増販益や、土地売却益などのその他の損益の良化があったものの、固定費増加や原材料価格高騰などによって、わずかに減益となった。

テレビなどAV機器事業を含むアプライアンス分野は、売上高が前年同期と同水準の1兆4,088億円で、営業利益は前年同期比17%減の617億円。中国のeコマースや北米の食品流通などは増収となったものの、エアコン・AVCなどが減収となった。そして、原材料価格高騰や為替悪化の影響などにより、前年同期に比べて減益となったという。

なお、通期見通しは5月発表時点から変更しない。

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