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20世紀FOXも対応ソフト発売へ

パナソニックとサムスンからHDR10+対応テレビがいよいよ登場、パナ18年モデルのアップデート対応も

2018/08/29 編集部:風間雄介
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HDR10+ Technologies, LLCは、パナソニックとサムスンが2018年モデルのいくつかのテレビに、HDR10+をサポートするファームウェアが適用されると発表した。

HDR10+ Technologies, LLCは、20世紀FOXとパナソニック、サムスンのジョイントベンチャー。今年6月に同社は、HDR10+のライセンス・認証プログラムを開始することを発表していた(関連ニュース)が、その最初の認定商品がいよいよ登場することになる。

HDR10+のロゴマーク

さらにパナソニックは、ファームウェアのアップデートを実施することで、2018年の4K対応テレビの大半が、HDR10+に対応する予定であると述べている。

HDR10+は、HDR10を拡張し、ダイナミックメタデータをそれぞれのフレームに加えた新規格。よりハイクオリティな映像表現を可能にするとしている。ダイナミックメタデータを採用したHDR規格では、ほかにドルビービジョンがあるが、HDR10+はライセンス料がロイヤリティフリーであること特徴の一つとなっている。

20世紀FOXは今後、HDR10+を次期リリースタイトルで採用すると表明。いくつかのタイトルで採用することを検討しており、今後数週間以内にタイトル名が発表される見込みだ。

HDR10+ライセンスプログラムは機器のカテゴリーによって、自社で認証を行うことが可能なほか、アリオンやTTAなどの認証試験センター(ATC)を通じて認証を取得することもできる。

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