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一般的なPA用途にも使用できるよう設計

ボーズ、楽器用にもBluetooth音楽再生にも使える“ポータブルPAシステム”「BOSE S1 Pro」

公開日 2018/01/29 15:23 編集部:川田菜月
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ボーズは、業務用のBose Professional製品として、小型でバッテリー駆動も可能なポータブルPAスピーカー「S1 Pro Multi-Position PA system」を1月24日から発売した。価格は78,000円(税抜/1台)。

「S1 Pro Multi-Position PA system」

本機はポータブルスピーカー、フロアモニター、楽器用アンプの機能に加え、音楽再生機としても使用できる業務用オールインワンPAシステム。ポータブルスピーカーシステム「Bose L1/F1」の開発で培った技術を採用し、ミュージシャンだけでなく一般的なPA用途にも使用できるよう設計されたとのこと。

フロアスピーカーとしても使用可能

内部には2.25インチドライバーを3基、6インチウーファーを1基搭載。外径寸法は240W×332H×282Dmm、質量は6.8kgと小型かつ軽量化を実現、持ち運びに便利なハンドルも備え携帯性に優れるとしている。

指向特性は水平100度×垂直40度で、1台でTILT-BACK(後ろに傾けて床に設置)/SIDE/FLOOR MONITOR(横にして床置きのフロアモニター)/TABLE TOP(テーブルなど高い位置に設置)/SPEAKER STAND(スタンド設置)の4つの異なるポジションで使用できるよう設計。スピーカースタンドは一般的な35mmに対応する。また内蔵センサーによりポジション変更を検出し、位置に合わせてEQを自動で切り替える「Auto EQ」を搭載し、音質の最適化も図っている。

スタンド設置など1台で4つの異なるポジションで使用できるよう設計されている

3チャンネルのミキサーを内蔵し、Ch1とCh2はXLR/標準フォーンコンボ入力を採用。リバーブ機能と音質をスイッチ一つで補正する「ToneMatch プロセッシング機能」を搭載。本機能はOFFにすることでDJやキーボードなどライン入力も可能。Ch3は3.5mmステレオミニ入力のほか、Bluetoothによるワイヤレス再生にも対応する。出力端子はライン/標準フォーンを装備する。

Ch3はBluetoothによるワイヤレス接続に対応する

オプションの充電式リチウムイオンバッテリー(価格10,800円/税抜)を用いることで、電源のない場所でも約4時間 - 6時間使用できる。独自設定および回路採用により急速充電モードに対応しており、2.5時間でフル充電が可能。

再生周波数帯域は70Hz - 16kHz(±3dB)、最大音圧レベル@1mは103db(109dB Peak)、定格出力60W。付属品にはAC電源ケーブル、スリップカバーが同梱される。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドBOSE
  • 型番S1 Pro Multi-Position PA system
  • 発売日2018年1月24日
  • 価格¥78,000(税抜/1台)
【SPEC】●定格出力:60W ●再生周波数帯域:70Hz〜16kHz ●最大音圧レベル:103 db (109dB Peak) ●指向特性:水平100°×垂直40° ●ユニット構成:2.25インチドライバー×3、6インチウーハー×1 ●入力端子:ch1、ch2:XLR・標準フォーンコンボ端子(バランス)、ch3:Bluetooth接続、3.5Φステレオミニ(アンバランス) ●出力端子:LINE OUT:標準フォーン端子(バランスTRSケーブル) ●外形寸法:240W×332H×282Dmm ●質量:6.8kg