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ドーム型ワイドスクリーンに8K映像とサザンの音楽

ヘッドマウント不要の「8K VR モーションライド」、SXSWに出展

公開日 2017/03/07 17:37 編集部:伊藤 麻衣
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NHKエンタープライズ(NEP)とNHKメディアテクノロジー(MT)、レコチョク・ラボ、WONDER VISION TECHNO LABORATORY(WVTL)は、3月12日から15日に開催される「SXSW2017」に共同出展。ヘッドマウントディスプレイを用いない世界初の8KモーションライドVRシステム「8K:VR Ride featuring “Tokyo Victory”」を展開する。


8K映像とドーム型ワイドスクリーン、モーションライド、5.1ch音声を組み合わせたシステム。8Kによる実写とCGで制作された映像を、ヘッドマウントディスプレイを使わずに、ドーム型ワイドスクリーンとモーションライドで体験する。

会場では、東京をテーマに過去から現在、2020年の未来へと向かう様子を、サザンオールスターズ「東京VICTORY」に乗せて体験することができる。

サザンオールスターズ「東京VICTORY

なお、本コンテンツにサザンオールスターズ「東京VICTORY」を起用した理由として、「東京オリンピック開催決定をきっかけに、過去から現在、そして未来へと移りゆく東京の姿に思いを馳せた楽曲である」ことを上げている。また、上記のアイデアとともに楽曲提供をサザンオールスターズに打診した際、「快諾を得ることができた」という。

「8K:VRライド」は、NEPとMTが共同開発した「8K:VR」の進化版として企画された。「SXSW2016」に出展され、“ヘッドマウントディスプレイを使わないVR体験”として注目を集めた同技術と、WVTLが開発した幅5.2m、高さ3.4m、奥行き2.6mのドーム型ワイドスクリーン「Sphere 5.2」に、8Kの映像をプロジェクション投射できる映像システム、電動6軸モーションベースを組み合わせることで、世界初の8K映像によるモーションライドを実現した。

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