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パシフィックリーグマーケティングとの企業コラボ

ピクセラ、プロ野球オープン戦「千葉ロッテ VS 読売ジャイアンツ」を4K・360度VR映像でライブ配信

2017/03/10 編集部:小澤貴信
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ピクセラは、2017年3月18日にZOZOマリンスタジアムで行われるプロ野球オープン戦「千葉ロッテマリーンズ VS 読売ジャイアンツ」の4K・360度VR映像を、動画サービス「パ・リーグTV」でライブストリーミング配信する。プロ野球におけるインターネット回線を利用したVR配信は今回が初になるという。

VR映像のイメージ

「パ・リーグTV」はパシフィックリーグマーケティング(PLM)が運営する動画サービスで、本配信はピクセラとPLMとの企業コラボイベントとなる。

配信時間は、2017年3月18日 13:00(試合開始)〜試合終了までで、雨天中止となる。視聴するためにはパ・リーグTVの有料会員であることが条件となる(会員であれば無料で視聴可能)。対象デバイスは、AndroidまたはiOSを搭載したスマートフォンで、PC環境では視聴できない。

視聴方法については、スマートフォンに、ピクセラのVRアプリ「パノミル」の最新版をインストールし、別途ヘッドマウントゴーグルを用意する必要がある。なお、1眼表示での視聴はできない。

VR映像は、バックネット裏に設置した360度カメラで球場全体の360度VR映像を撮影し、さらに3つのサブカメラを用いて、ホームチームベンチ、ビジターチームベンチ、およびキャッチャー視点での「ピッチャー/バッター間」の3つのアングルを撮影するというもの。パノミルの「MagicVision」機能により、球場全体の360度VR映像の上に、3つの巨大な仮想サブスクリーンを浮かび上がらせ、ベンチ視点、キャッチャー視点の各アングルをそれぞれのスクリーンに表示する。

なお撮影については、ピクセラが開発した4K・360度VR映像撮影・編集・配信ソリューションを使用。360度カメラおよび3つのサブカメラ映像の画角や解像度などを視聴アプリに適した形で4K映像に加工合成したのち、配信に最適な映像・音声フォーマットにエンコード。作成された360度VR映像を、AWS(アマゾンウェブサービス)上の「パノミル」配信サーバーへアップロードされる。

アップロードされたライブストリーミング映像は、「パ・リーグTV」のコンテンツデリバリーネットワーク(キャッシュサーバーの分散配置によるコンテンツ配信ネットワーク)を介して、スマート端末にインストールされた「パノミル」アプリから視聴できる。

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