HOME > ニュース > 「ハイレゾ音源大賞2016」、グランプリはエリック・クラプトン『I Still Do』に決定

ユーザー賞やストア賞も発表

「ハイレゾ音源大賞2016」、グランプリはエリック・クラプトン『I Still Do』に決定

公開日 2016/12/28 14:46 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」、「mora」、「OTOTOY」、「VICTOR STUDIO HD-Music.」の4社合同企画として今年9月からスタートしたハイレゾ音源大賞。その2016年グランプリ作品が、エリック・クラプトン『I Still Do』に決定した。

エリック・クラプトン『I Still Do』

ハイレゾ音源大賞2016グランプリでは、4サイトが2016年1月から12月にリリースされたハイレゾ音源作品の中から1作品ずつ推薦し、洋楽、邦楽、アニソン、クラシックなど、ジャンルを超越した合計48作品が候補としてノミネート。セレクターに「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ 月〜金 8:00〜)のMCを務め、オーディオマニアとしても有名な小倉智昭氏を迎えた。

小倉智昭氏

小倉氏はハイレゾ音源大賞に対し「今回の企画を通して、アーティストやレコーディング・ディレクターの意図も伝わってきて、そこまで考えながら腰を据えてじっくり聴くことってなかなかないんで、そういう意味ではすごく楽しかった。ハイレゾも出始めのころからずっと聴いてますけど、始めは疑心暗鬼な部分もありました。でもこれだけ個性のあるものが揃うと面白いです。楽器によっても違って、ドラムスの音のキレとかはハイレゾの方が全然いいですね」とコメント。

また、グランプリの選定にあたっては「エリック・クラプトンの『I Still Do』は録音面でも、定位感がものすごくいいし、音の抜けも良くて。昔のクラプトンの音作りに比べると、ハイレゾになってかなり良くなってるのかなと感じました。この作品はCDも聴いてましたけど、やはりハイレゾが良かったですね」としている。なお、ハイレゾ音源大賞特設HPでは、小倉氏のロングインタビューが掲載されている。

また、ユーザー投票により選定された『ハイレゾ音源大賞2016ユーザー賞』には、NakamuraEmi『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST(24bit/96kHz)』、Negicco『ティー・フォー・スリー』、丸本莉子『誰にもわからない〜何が幸せ?〜』の3タイトルが選ばれた。

NakamuraEmi『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST(24bit/96kHz)』

Negicco『ティー・フォー・スリー』


丸本莉子『誰にもわからない〜何が幸せ?〜』

そして各サイトが2016年の作品の中から特に推薦する『ハイレゾ音源大賞2016ストア賞』では、e-onkyo music賞として渡辺香津美『ギター・イズ・ビューティフル KW45』、mora賞としてサウンドトラック『涼宮ハルヒの完奏〜コンプリートサウンドトラック〜』、OTOTOY賞としてサニーデイ・サービス『DANCE TO YOU(24bit/48kHz)』、VICTOR STUDIO HD-Music.賞として小泉今日子『Today's Girl』が選出された。

渡辺香津美『ギター・イズ・ビューティフル KW45』

V.A.『涼宮ハルヒの完奏〜コンプリートサウンドトラック〜』


サニーデイ・サービス『DANCE TO YOU(24bit/48kHz)』

小泉今日子『Today's Girl』

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE